新型コロナウイルス(COVID-19)感染防止対策により観客数上限5000人の入場制限が続く明治安田生命J1リーグは、9月5日に第14節の9試合が行われた。昨季王者の横浜F・マリノスと、現在首位の川崎フロンターレによる「神奈川ダービー」は川崎に軍配。ここではJ1第14節の結果を振り返る。
川崎は試合開始早々、横浜FMに先制を許すが、ルーキー・三笘薫のゴールで追い付き前半を折り返す。後半立ち上がりの3分に家長昭博の得点で逆転に成功すると、2分後に再び三笘が決め突き放した。川崎はこれで勝点を38に伸ばし、首位をキープ。横浜FMは暫定8位に後退した。
鹿島アントラーズはアウェイで名古屋グランパスと戦った。雷雨により約1時間中断した試合は、鹿島が古巣対戦の和泉竜司らのゴールで3-1と勝利。今季初の3連勝とした。上位対決となったセレッソ大阪対浦和レッズは、セレッソが後半に3得点を挙げ快勝。FC東京は、敵地で大分トリニータに1-0で勝利した。
所属選手・スタッフから複数名新型コロナウイルス感染者が確認されたためリーグ戦4試合が中止となったサガン鳥栖は、8月8日の第9節鹿島戦以来約1ヶ月ぶりの公式戦。試合は横浜FCを相手に3-0で快勝し、再開初戦を勝利で飾った。
■明治安田生命J1リーグ第14節結果
- 札幌 0-2 広島
- 横浜FM 1-3 川崎
- 清水 1-2 柏
- 名古屋 1-3 鹿島
- 仙台 1-4 G大阪
- 湘南 1-1 神戸
- 大分 0-1 FC東京
- 鳥栖 3-0 横浜FC
- C大阪 3-0 浦和