岡山県備前市出身。1998年8月17日生まれの山本由伸は、2024年シーズンから北米プロ野球・MLBナショナルリーグ西地区のロサンゼルス・ドジャースでプレーする。ドジャースは2023年シーズン終了後、ロサンゼルス・エンゼルス(アメリカンリーグ西地区)からフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平と契約。WBC制覇に貢献した侍ジャパンの2人には、投打の主軸となることが期待される。
【最終更新:2023年12月24日】
小学校1年生から地元の野球少年野球チームで競技を始めた山本は、中学生時代に全国大会出場を果たす。内野手兼投手として宮崎県の都城高等学校に入学するが、高校1年生の秋から投手に専念。同校のエースとして注目される存在となり、甲子園(選抜高等学校野球大会および全国高等学校野球選手権大会)未出場ながら、2016年度のNPB新人選手選択(ドラフト)会議で、オリックス・バファローズから4巡目に指名される。
プロ1年目、8月20日に行われた千葉ロッテマリーンズ戦で初登板・初先発を果たす。この試合では勝敗が付かなかったものの、31日のロッテ戦でプロ初勝利を挙げる。また9月26日の北海道日本ハムファイターズ戦では、この年のオフにエンゼルスへ移籍する大谷とも対戦している。
2年目は主に中継ぎでの起用となり、54試合に登板。1セーブ・32ホールドを記録する。3年目は先発に復帰。味方の援護に恵まれず8勝に終わるも、1.95で最優秀防御率賞を獲得する。秋に行われた2019WBSC(世界野球ソフトボール連盟)プレミア12では、中継ぎとして日本の初優勝に貢献した。
2021年シーズンから3年連続で投手3冠(最多勝利・最優秀防御率・最多奪三振)を達成。3年連続での達成は史上初の快挙となった。チームも3年連続でパシフィック・リーグ優勝。2022年には日本一となる。侍ジャパンのメンバーとしても、Tokyo2020金メダル、そして2023年の第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝と、輝かしい実績を重ねていく。
7年間で172試合に登板し、70勝29敗1セーブ32ホールド、防御率1.82。“日本一の投手”はMLBでどのような活躍を見せてくれるのか。
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