競泳日本代表の塩浦慎理は、50m自由形で日本記録ならびにアジア記録となる21.67(長水路)というベストタイムをマークしている(2022年6月15日時点)。オリンピック2大会にも出場経験のある塩浦慎理の、年齢・身長から、成績までのプロフィールを紹介する。
塩浦は、1991年11月26日生まれの神奈川県伊勢原市出身。身長は188cm、種目は自由形。
兄の影響で、2歳から水泳を始める。中学時代はサッカーにも打ち込んでいたが、テレビで見たアテネ2004での奥村幸大や北島康介などの競泳代表選手の活躍にインスパイアされ、水泳に専念するようになり、数々の表彰台成績を獲得していく。高校3年時に出場したインターハイでは、個人2冠(50m自由形・100m自由形)を達成した。
中央大学へ進学し、大学2年生の時に、ユニバーシアード競技大会の日本代表に選出され、大規模国際スポーツ大会に初出場を果たす。男子4×100mメドレーリレーで金メダル、個人100m自由形で銅メダルを獲得した。さらに、大学4年生時には、世界水泳選手権大会に初出場し、男子4×100mメドレーリレーで銅メダル獲得に貢献した。
大学卒業を控えた2014年2月、50m自由形で日本人初となる21秒台のタイム(21.45 / 短水路)を叩き出し、競泳日本代表チーム「トビウオジャパン」を牽引する存在となる。 2016年には、リオデジャネイロ2016でオリンピック初出場を果たし、4×100mリレーで8位入賞を果たす。その後も精力的に活動し、2018年に行われたアジア競技大会では、100m自由形と4×100mリレーで金メダル、4×100mメドレーリレーで銀メダルと、計3個のメダルを手にした。さらに、2019年の日本選手権では、50m自由形で21.67という日本記録およびアジア記録を樹立している。世界水泳には4大会連続(2013/2015/2017/2019)で出場しており、1年延期となったTokyo2020には4×100mリレーの代表チームのひとりとして、2大会連続のオリンピック出場を果たした。
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