吉田麻也は1988年8月24日生まれ、長崎県出身。ポジションはセンターバック。190センチ近い長身とプレミアリーグでもトップクラスだったスピード、後方から攻撃を組み立てる配給能力、さらにはリーダーシップも兼ね備える。セットプレーのターゲットにもなり、ディフェンダーながら得点でチームに貢献することも少なくない。現在はドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04に所属。日本代表ではキャプテンを務めている。
佐古サッカースポーツ少年団から、セレクションに合格して名古屋グランパスエイトU-15(当時)に加入。中学生から親元を離れて愛知に移住し、兄のサポートを受けながら2人暮らしを始める。名古屋グランパスエイトU-18(当時)に昇格すると、U-18日本代表にも選出され、期待の若手株として注目を集める。
2007年、名古屋グランパスエイト(当時)に昇格。J1で19試合、カップ戦で3試合出場と、プロ1年目から一定の出場機会を得た。続く2008年はセンターバックのレギュラーに定着。さらに出場数を伸ばしただけでなく、8月にプロ初ゴールも決めた。2009年は背番号を「4」に変更してシーズンに臨み、J1で30試合4得点、カップ戦で1試合1得点とキャリアハイの数字を残した。
北京2008への出場もあり、2009-2010シーズンにオランダ1部のVVVフェンロに移籍。しかしオランダ1年目は負傷の影響もあって出場はなし。翌シーズンから本格的にポジションを掴み、負傷期間を除いてほとんどの試合に出場した。オランダでは3シーズンで50試合以上に出場。2011年に決めたアクロバティックなシュートはリーグ最優秀ゴールに選ばれた。
ステップアップのきっかけはまたしてもオリンピック。ロンドン2012での活躍をきっかけに、2012年8月にイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンへの移籍を果たした。2012-2013シーズンの第3節でデビューを飾ると、第35節まで連続でスタメン出場。最後の3節は控えに回ったが、1年目から定位置をつかんだ。
翌シーズン以降はデヤン・ロブレン、トビー・アルデルヴァイレルト、フィルジル・ファン・ダイクらトップクラスの選手加入により競争が激化。1年目ほどの出場機会は得られなくなったが、それでもコンスタントにリーグ20試合前後に出場した。2016-2017シーズン以降はキャプテンマークを託されることも。2017年にはプレミアリーグ最速ランキングで、快足で知られるセオ・ウォルコットに並ぶ8位に入った。
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