1970年代にアメリカで誕生したトライアスロン。オリンピックでは2000年シドニー五輪から正式種目となり、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmで争われる。日本はシドニー五輪から2016年リオデジャネイロ五輪まで毎回出場しているものの、上位には食い込めていない。地元開催の東京五輪で、海外の強豪選手たちに、日本選手がどこまで食らいつけるかが見どころとなる。
女子代表はメダル狙うもまずは確実に入賞を
リオデジャネイロ五輪には３人が出場した日本女子代表。日本選手の最高位は、初出場ながら2時間1秒でゴールした佐藤優香の15位だった。優勝したアメリカのジョーゲンセンのタイムは1時間56分16秒。佐藤はスイム終了時点でトップから7秒差の12位につけていたが、バイクとランで3分45秒の差をつけられている。体力を温存しながら好位置をキープできるようなバイクの技術や、最後のランで追い上げられるような走力がメダル獲得に欠かせない。東京五輪の2枠を手にするのは誰なのか、まずは女子の注目選手から見てみよう。

Jumpei FURUYA

特集

トライアスロン：世界との差をどこまで縮められるか！　選手の奮闘に期待！

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