陸上競技

渋谷のスクランブル交差点を3歩で渡る
三段跳は、助走をつけて踏切版で踏み切り、ホップ・ステップ・ジャンプの三段階で跳躍し、砂場の上に着地する競技である。ホップで踏み切った足と同じ足でステップを跳び、足を入れ替えてジャンプを跳ぶ。つまり、右・右・左もしくは左・左・右のいずれかで3つの跳躍をすることになる。
ホップで踏み切った場所から、ジャンプの跳躍を終えて最後に着地した部分のもっとも踏切版に近い場所が三段跳の記録となる。少しでも身体が前かがみになるように、手はできるだけ前に落とすのがポイントでもある。
ほとんどの大会の決勝では、1選手につき3回まで跳躍の機会が与えられ、上位8人にはさらに3回の跳躍の機会が与えられる。記録がまったく同じときは、2番目の記録を比較して順位を決定する。
男子の世界記録は、ジョナサン・エドワーズ（イギリス）が1995年8月7日に世界陸上選手権で出した18メートル29で、これは渋谷のスクランブル交差点の長さに匹敵することで知られている。

Daigo HASEGAWA

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