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ゴルフは、体系的なルールを有した最初の近代スポーツのひとつ。1744年、スコットランドのエディンバラで成文化された。
19世紀の終わりには、最初の女子トーナメントが開催された。今日、世界中で6,000万人以上のゴルファーが、30,000か所を超えるゴルフコースでプレーしている。
ゴルフは、原則としてシンプルなスポーツ。実際、最初の公式ルールでは次のように説明されている。「ゴルフは、ルールに従って、ボールをクラブで打ちながら、ティーグラウンドからホールまで運ぶ競技である」
選手は、ホールまでの距離、コース面など、状況に応じて異なるクラブを使い分ける。
オリンピックでのゴルフ競技は、ストロークプレー形式で行われる。これは、4日間にわたって18ホールを4ラウンド、計72ホールを回り、その打数を競い合うものだ。全てのラウンドが終了した時点で、最も打数の少ない選手が優勝する。
ゴルフが実際されたオリンピックは、リオ2016以前では1900年(パリ)と1904年(セントルイス)の2大会のみであった。リオ2016で復帰を果たし、東京2020でも続けて実施されている。