年次報告
パリ2024大会組織委員会は、多くの地域と国内外のステークホルダーが協力し、複雑なエコシステムの中で共存しながら展開される組織である。毎年公開される年次報告書では、それまでの進捗状況と評価に関する最新情報が掲載されており、2024年に向けて必要な今後の見通しについて示されている。2024年までの年次報告書は、公開され次第、このページに掲載される。
2022年年次報告
豊かで情熱的、記憶に残りスリリング:2022年はこんな形容詞がふさわしい年だった。私たちのスローガン「Games Wide Open:広く開かれた大会」、フリージュ(パリ2024マスコット)、オリンピック・パラリンピックの競技スケジュール、そしてパリ2024市民マラソンのルートなどの発表により、フランス国内およびフランス国民は、競技大会開催に向けてのさらに明確なイメージを持つことができた。バスティーユ広場で初めて開催された国際パラリンピックデーによって生み出された情熱によってさらに興奮が高まっている。組織面では、2022年はプロジェクトが加速して進展していることを明確にし、運営計画の確定と競技大会の実現に向けて徐々に取り組みが移行していることを示した。いよいよ大詰めを迎えようとしている。
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2021年年次報告
パリ2024プロジェクトにとって、2021年は重要な1年となった。この年は、東京でオリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、ついにパリが次の夏季大会の開催都市となった。一方で、解決すべき多くの課題への対処と決断が求められる大きな1年でもあった。世界的な新型コロナウイルス感染拡大の真っただ中での業務はそのひとつだ。2021年3月には、私たちの天候変動対策が理事会で承認され、環境への影響を最小限に抑えつつ、大会開催に伴う二酸化炭素排出量より、さらに多くを相殺する責任を担った。2021年はまた、開会式がスタジアムの外で、しかもパリの中心地で実施されることを公表することによって、オリンピック体験をより新鮮なものに進化させる責任を再確認した年でもある。
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2020年年次報告
2020年、前世界が未曾有の危機に面する一方、新時代に合った競技大会を開催するという熱意を維持したまま、私たちは競技会場の変更などのさまざまな課題に取り組んできた。地域コミュニティや住民にとってのレガシーとして残るよう、持続可能かつ壮観で全ての人に開かれた大会となるようさまざまな調整を行ってきた。また、健康への懸案が広がる状況の中で、運動習慣が健康にとって重要な価値をもつことを再確認し、小学校などにおいては1日に30分以上の運動を実施するよう促すなど、スポーツの役割を奨励する私たちのミッションをさらなる決意をもって推進してきた。
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