パリ2024バスケットボール・男子アメリカ合衆国チームが代表メンバー12人を発表!
パリ2024オリンピック開会式を100日後に控えた4月17日、バスケットボール男子アメリカ合衆国代表チームは5大会連続(通算17個目)の金メダル獲得を目指すべく、代表メンバーを発表した。
チームUSAの登録選手リストには、レブロン・ジェームズ、ケビン・デュラント、ステフィン・カリー、ジョエル・エンビードを筆頭に、NBAやオリンピック王者、オールスターに何度も選出されている選手など、豪華メンバーが名を連ねている。
レブロン・ジェームズ、パリ2024で代表チームに復帰
リオ2016オリンピックでチームUSAの金メダル獲得に貢献した39歳のレブロン・ジェームズが、8年ぶりにオリンピックに復帰する。NBAで4度の優勝を誇るジェームズは、ロンドン2012で金メダル、アテネ2004でも銅メダルを手にしている。
ロサンゼルス・レイカーズのジェームズは、4月16日(火)に行われたニューオーリンズ・ペリカンズ戦でチームを勝利に導き、レイカーズは昨年王者デンバー・ナゲッツとプレーオフ1回戦で対戦することがが決まった。
ケビン・デュラント、オリンピックの歴史に再び挑む
フェニックス・サンズのケビン・デュラントは、2021年に行われた東京2020オリンピックで、カーメロ・アンソニーが記録していた336得点を上回る435得点を挙げ、チームUSA男子オリンピック史上最多得点記録を更新した。チームUSAがパリ2024で優勝すれば、35歳のデュラントにとって4度目の金メダル。実現すれば、現在最多記録(4個)のアンソニーと並び、その点でも歴史に名を刻むことになる。
ステフィン・カリー&ジョエル・エンビードのオリンピックデビュー
NBAで4度優勝し、MVPに輝くこと2度、ステフィン・カリーが、パリ2024の舞台でオリンピックデビューを果たすことになる。ゴールデンステイト・ウォリアーズのポイントガードであるカリーは、これまでアメリカ合衆国代表としてFIBAワールドカップに出場し(優勝2回)、リオ2016でもプレーが期待されていたが、膝と足首の怪我のため欠場した。
一方、カメルーン生まれでアメリカ合衆国とフランスの国籍を有するエンビードについては、昨年、彼がどちらの国を選ぶのかに注目が寄せられていたが、10月にチームUSAでプレーすることを表明。エンビードは2023年のNBAのMVPに選出されている。
パリ2024 バスケットボール米国男子代表チーム、選手一覧
- レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)
- ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
- ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)
- ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
- デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)
- ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)
- アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)
- タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)
- アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
- ドリュー・ホリデー(ボストン・セルティックス)
- バム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)
- カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)
代表メンバーのうち5選手(デュラント、テイタム、ブッカー、ホリデー、アデバヨ)が東京2020で金メダリスト。監督を務めるのは、東京オリンピックでアシスタントコーチを務めたゴールデンステイト・ウォリアーズのヘッドコーチ、スティーブ・カー。ロサンゼルス・クリッパーズのティロン・ルー・ヘッドコーチ、マイアミ・ヒートのエリック・スポールストラ・ヘッドコーチ、ゴンザガのマーク・フュー・コーチがアシスタントを務める。