開心那、四十住さくらなど出場!スケートボード女子パークの見どころ、全日程、テレビ放送・ライブ配信情報
パリ2024オリンピックのスケートボード女子パークは、8月6日(火)にパリ中心部のコンコルド広場で開催される。
日本代表の四十住さくらは、同じくオリンピックメダリストの開心那、スカイ・ブラウンとともに再び頂点を目指す。東京2020で表彰台に立った3人は、パリ大会でも優勝候補の一角に挙げられるが、注目されているのは彼女たちだけではない。
オーストラリア代表のアリサ・トゥルー、スペイン代表のナイア・ラソ、ブラジル代表のライカ・ベンチュラは、女子パーク界に旋風を巻き起こすべく、準備万端の新鋭たちだ。
競技日が刻々と迫るなか、注目のスター選手、大会の全日程、そしてテレビ放送・ライブ配信情報について詳しく見ていこう。
パリ2024で注目されるスケートボード女子パークのスターたち
オリンピック2連覇を狙うのは、その難しさを誰よりも理解している四十住さくらだ。
東京大会以降、女子パークは、主にバート(バーチカル)で活躍するスケーターのアリサ・トゥルーとライカ・ベンチュラを筆頭に、飛躍的な進歩を遂げている。
特にトゥルーは、女子パークのレベルを高める大きな役割を果たしている。2023年、彼女は初めて競技会で720に成功。今年5月、彼女はさらにレベルアップし、女子スケーターとして初めて900に成功した。バートはオリンピック種目ではないが、トゥルーの飛躍は多くのパークスケーターに刺激を与えたことは間違いない。四十住が女子パーク初の連覇を果たすには、彼女を上回らなければならない。
しかし、四十住が注目しなければならないのは、これからの選手だけではない。東京大会の銀・銅メダリストである開心那とスカイ・ブラウンもまた、成長を遂げている。
パリに向けたオリンピック予選のうち、ブラウンは2大会で優勝。だが、オリンピック・サーフィン競技の出場枠獲得を目指してサーフィンの大会に出場したり、怪我に見舞われたりするなど、パークの大会から離れることも。その間に女子パークの大会を圧倒したのが開だ。開は昨年10月のローマ大会で優勝し、表彰台の頂点に立った。オリンピック予選期間中、15歳の開が表彰台を逃したのはたった一度だけで(2023年3月の大会で5位)、常に安定感を示してきた。
ブラウンはその後、ブダペストで行われた最後のオリンピック予選で復帰。膝の内側側副靭帯断裂という重傷を負ったにもかかわらず錆びついた様子はほとんど見せず、最終戦で2位に入った。
直近の肩の脱臼からどう立ち直るか、そして絶好調のトゥルーがどのようなパフォーマンスを見せるのかが、パリでのスケートボード最大の注目点になるだろう。
また、鎖骨の怪我から復帰したスペイン代表のナイア・ラソ、日本代表の草木ひなのにも注目したい。
パリ2024スケートボード女子パーク日程
以下、現地時間。括弧内が日本時間。
- 8月6日 12:30(19:30)女子パーク予選
- 8月6日 17:30(24:30)女子パーク決勝
スケートボードは、パリ2024開催期間中の7月27日から8月7日まで行われる。詳しい日程はこちら。
パリ2024スケートボード女子パーク、テレビ放送・ライブ配信情報
スケートボードを含むパリ2024のすべての競技は、放映権を有するメディア・ライツ・ホルダー(MRH)を通じて視聴できる。他地域の放送局については、各地域の放送リストから確認できる。