史上空前のパラリンピック開会式
首都の中心で開催される壮大な開会式
2024年、フランスは同国で初めてパラリンピック夏季大会をパリにおいて開催する。開会式は伝統的にスタジアム内で行われていたが、パリ2024大会組織委員会の画期的な発想によってスタジアムの外で実施される。現地時間8月28日午後8時から11時、パリの中心にあるコンコルド広場とシャンゼリゼ通りがこの革新的な祝賀セレモニーの舞台となる。
このプロジェクトの指揮は、あの壮観だったオリンピック開会式と同様、芸術監督トーマス・ジョリーが執っている。
「パリ2024パラリンピック開会式は初めての試みですが、その壮大で画期的なコンセプトは、私に素晴らしい創造性を与えてくれました。シャンゼリゼ通りからコンコルド広場までのパリの中心部を、前代未聞のパフォーマンスによってスペクタクルな舞台に作り変えることを私はとても楽しみにしています。パラリンピック選手と彼らが体現する価値を示すスペクタクルな舞台となる開会式では、世界中の観客とテレビ視聴者がパラリンピック独自の精神を共有する絶好の機会となるでしょう」
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アスリートと観客にとって唯一無二の素晴らしい瞬間
開会式は、シャンゼリゼ通りで行われるパレードから始まる。パレードには世界から184の選手代表団が参加する。観客は、6,000人の選手と役員とともに、唯一無二の素晴らしい祝賀の瞬間を沿道から自由に楽しむことができる。入場チケットを持つ観客は、コンコルド広場の中まで続くパレードを見ることができ、その後、公園内で行われる儀式とさまざまなショーを楽しむことができる。パラリンピック開会式が、全ての観客の記憶にいつまでも残る特別なイベントになるのは間違いない。
パリ2024は、国際パラリンピック委員会(IPC)、フランス・パラリンピック・スポーツ委員会(CPSF)、そして他の関連機関と協力し、選手、参加者、観客が障壁なく自由に体験を楽しむことができるよう、開会式全体にわたりユニバーサルアクセシビリティ(障がいなど関係なく全ての人が平等で自由に利用できる)に配慮した。
コンコルド広場は、シャンゼリゼ通りとテュイルリー庭園の間にあり、国民議会とグラン・パレからほんの少しの距離に位置するパリを象徴する広場。パリ最大の広場であり、フランスの歴史を示す数々の象徴的な建造物と遺跡をつないでいる。啓蒙時代に整備されたコンコルド広場は、哲学的な思想運動から受け継いだ哲学的、文学的、文化的な遺産を象徴した場所であり、パラリンピックの価値と共鳴する。開会式では、コンコルド広場と世界で最も美しい通りであるシャンゼリゼ通りが、その息を飲むほどの美しい情景によってパラリンピック・ムーブメントを披露する素晴らしい舞台となる。
パラリンピック選手たちの活躍、彼らが体現する価値、そして私たちを勇気づける彼らの情熱に、より多くのスポットライトを当てるため、パリ2024は史上初めてパラリンピック開会式をスタジアムの枠を超えて開催します。パリの中心で行われる開会式は、世界のトップ選手と観客にとって特別な機会となるとともに、フランスで初めてパラリンピックが開催されることを活用し、障がいがある人々にとってインクルーシブな社会の構築を目指す私たちの熱意の象徴となります。
競技大会は比類ない変革力を持っています。都市の中心部にあり、他のどこよりも象徴的なコンコルド・アーバンパークをパラリンピック開会式の会場に選んだことによって、誰もが選手たちを見る機会を得ることができます。そして、私たちは一緒に、これを障がいに対する見方を変える絶好の機会として最大限に活用することができます。
「愛の都」であるパリは、パラリンピアンたちの心を躍らせます。パリの魅力に囲まれた世界で最も有名な大通りで開催される歴史的な開会式は、参加する私たちの選手にとって何と素晴らしい瞬間となることでしょうか。パリ2024競技大会は、全世界が見つめる前でパラリンピックスポーツを祝うための特別な舞台となります。
いつまでも記憶に残る大会の開幕
開会式は、選手たちの活躍によって永続的に記憶に残ることになる競技大会の開幕を祝う。パラリンピックの各競技は、フランスの歴史遺産を代表する象徴的な会場で開催され唯一無二の革新的な競技大会となる。
競技大会と開会式の本質にあるインクルージョン
パリ2024は、パラリンピック競技大会と開会式を通して、障がいに対する見方を変え、競技大会の枠を超えて、インクルーシブな社会や公共の場の構築に貢献することによって持続可能なレガシーを残したいと考えている。
プライド、熱望、決断…これらは、開会式のコンセプトから私たちが抱いた印象です。私は、開会式の会場で何千人もの観客とともに、心を動かされるほどのこれらの情熱を共有できることを楽しみにしています。