卓球・中国代表、パリ2024男子シングルスと混合ダブルスのメンバー発表
パリ2024オリンピックの開会まで80日となった5月7日、中国卓球協会がパリオリンピック卓球競技の代表選手(※)リストの一部を発表した。
※オリンピック各国代表の編成に関しては国内オリンピック委員会(NOC)が責任を持っており、パリ2024への選手の参加は、選手が属するNOCがパリ2024代表選手団を選出することにより確定する。
今回、中国卓球協会が発表したのは、男子シングルスと混合ダブルスのメンバーで、男子シングルスには、シングルス世界ランキング(5月7日付)1位のワン・チューチン(王楚欽)、同2位のファン・ジェンドン(樊振東)が選出された。混合ダブルスには、スン・インシャ(孫穎莎)&ワンが入っている。
一方、女子では、シングルス世界ランキング1位のスン・インシャ(孫穎莎)のみが選出されるにとどまり、誰がシングルスのメンバーになるかは発表されていない。
現在、卓球の国際大会「サウジスマッシュ」がサウジアラビアで行われており、同国代表選手で同2位のワン・マンユ(王曼昱)が2回戦で敗退。同3位のワン・イーディ(王艺迪)、同4位で東京オリンピック女子シングルス金メダリストのチェン・ムン(陳夢)は順調に3回戦に駒を進めている。誰がメンバー入りし、パリの舞台に立つのかが注目される。
卓球・中華人民共和国代表は、2023年9月に大韓民国の平昌(ぴょんちゃん)でオリンピック予選を兼ねて行われたアジア選手権において、男女それぞれでパリオリンピックの団体出場枠を確保。また、5月7日に国際卓球連盟が発表した混合ダブルスのランキングにより、スン・インシャ(孫穎莎)&ワン・チューチン(王楚欽)組が同種目での出場枠を獲得した。
パリ2024の卓球団体枠を獲得しているチームは、団体戦のほか、男女シングルス出場枠2枠ずつを得る。