元木咲良が金メダル…高谷大地は銀丨パリ2024・ レスリング
シャン・ド・マルス・アリーナを舞台とするパリ2024オリンピックのレスリングは現地時間8月10日、競技6日目を迎えた。この日は前日に行われた男子フリースタイル74kg級、同125kg級、女子フリースタイル62kg級のメダルセッションを実施。日本からは男子フリースタイル74kg級の高谷大地と、女子フリースタイル62kg級の元木咲良が決勝に臨んだ。
高谷大地は銀メダル
高谷はラザンベク サラムベコビッチ・ジャマロフ(ウズベキスタン)と対戦。序盤から相手の攻勢を許してフォール負け。チャレンジも実らなかった。
高谷大地の試合後コメント
決勝でフォール負けするのも僕らしいかなと思いました。(オリンピックの舞台は)最高でした。子供から大人まで、少しでもレスリングをやりたいと思ってくれたらうれしい。本当につらい24年間のレスリング人生でした。そして最後に濃い(現所属の)自衛隊体育学校で戦った7年間でした。いろいろな思いがこみ上げてきました。
元木咲良、金メダル
元木はイリナ・コリアデンコ(ウクライナ)と対戦。課せられたアクティビティピリオドにポイントを奪えずにリードされるも、その後タックルなどで4ポイントを奪い、第2ピリオドを迎える。元木は積極的に攻撃を仕掛けて12-1、テクニカルスペリオリティーで勝利を収めた。
元木咲良の試合後コメント
いままでケガだったり、敗戦だったり。それを乗り越えるため、いろいろな人に力を借りてきました。誰が抜けても、いまの自分はいないので、たくさんの人に感謝したいです。きのうは負けそうになりましたが、神さまに助けてもらいました。このチャンスを逃したら二度と来ないと思い、ここで最後までやりきると決めていました。
日本代表メンバー