パリ2024男子マラソン6位入賞の赤﨑暁「超楽しかった」

執筆者 Yukifumi Tanaka / 田中幸文
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Benson Kipruto of Team Kenya, Akira Akasaki of Team Japan and Tamirat Tola of Team Ethiopia lead the field during the Men's Marathon during day fifteen of the Olympic Games Paris 2024 at Esplanade Des Invalides on August 10, 2024 in Paris, France.
写真: 2024 Getty Images

パリ2024オリンピック陸上競技では8月10日、男子マラソンが行われ、日本代表でオリンピック初出場の赤﨑暁が6位入賞を果たした。東京2020から2大会連続のオリンピック出場となった大迫傑は13位、小山直城は23位だった。

ここでは、レース後の3選手のコメントを紹介する。

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赤﨑暁「今までで、本当に一番最高でした」

「超楽しかった。最高です。自己ベストよりも入賞できたことが嬉しかった。今までで、本当に一番最高でした。楽しかったです。(坂道トレーニングの中で)この3ヶ月間、練習から外して落ち込むこともあったが、その練習の成果を出すことができたのかな…マラソンでオリンピック代表になれて最高です。監督からも5分、6分台は出る練習はしてきていると言われていた。このコースで7分台は自分にとってすごくプラスです」

大迫傑「ロサンゼルスに向けて、また4年しっかりと」

「非常にタフなコースだった。納得のいく順位ではないですが、しっかり最後まで諦めずに走れてよかった。ちょっと上りで力を使ってしまった部分があったので、ひとつひとつ前を追って、自分の中で最後までやり切ろうと思って走った」
「本当は僕自身も、もうちょっと前に行きたかった。(赤﨑選手は)前半も良かったんで『もしかしたらメダルかも』と思ったんですけど、6位(入賞)というとことで、こうやって(日本代表が)入賞を積み重ねるということが、大事だと思います。僕もロサンゼルスに向けて、また4年しっかりと準備してパワーアップできるように頑張りたいと思います」

小山直城「またオリンピックに戻って来られるように」

「本当に長い苦しいレースでした。最初の上り18kmくらいで先頭から離されてしまって、そこからは粘るだけだったんですけど、たくさんの応援で最後までしっかり走ることができたのは良かったです」
「私自身にとって初めての世界レベルの大会だったので、この経験は本当にとても今後に役立つと思っています。またオリンピック、世界陸上に戻って来られるように、練習を頑張りたいです」