歴史に残る瞬間を目撃せよ!パリ2024開会式舞台裏ドキュメンタリー「La Grande Seine」
パリ2024オリンピック開会式の舞台裏に追ったドキュメンタリー「La Grande Seine」が、7月21日から全世界で公開される。
7月21日からOlympics.comで視聴可能となるこの作品は、日本ではNHK、フランスではFrance Televisions、ヨーロッパの他の国ではワーナー・ブラザース・ディスカバリー、アメリカ合衆国ではNBC UniversalのPeacock、中華人民共和国ではCMG、ブラジルではGlobo、カナダではCBCと Radio-Canadaで放送される。
その他の地域では、Olympics.comのOlympic Channelや、モバイル端末用のオリンピック公式アプリで視聴できる。
7月26日に予定されている開会式は、セーヌ川とトロカデロ間の6kmにわたって行われ、参加者にとっては一生に一度と言っても過言ではない壮大なものとなるだろう。
オリンピックスタジアムで開催されない初めての開会式となるこの歴史的なイベントは、パリの中心で実施され、パリ2024を鮮やかに彩ることになる。
Olympic Channelは、この画期的なイベントの舞台裏を撮影するため、密着取材を敢行した。著名なフランス人プロデューサー兼ディレクターのマニュエル・エレロ氏が監督を務める本作品では、繊細な議論と緻密な計画の舞台裏を詳しく見ることができる。
開会式準備を独占取材
独特な撮影技法で知られるエレロ氏は、「このドキュメンタリーは、パリ2024の開会式を支える特別チームに追った、2年間の記録だ」と語る。
厳重な管理下で開会式の準備が進められてきたが、パリ2024の統括チームとオリンピック放送サービス(OBS)の受け入れにより、本作品が誕生した。
パリ2024組織委員会のトニー・エスタンゲ会長は、公開に合わせ、「このドキュメンタリーは、野心と辛抱強さによる無限の可能性を体現しています。パリ2024の開会式で、私たちは大胆で、完全にユニークなものをあえて思い描きました。このビジョンが、何十億人もの視聴者の前で実現します。これまでに見たことのないような壮大さで人々がひとつになることでしょう。その瞬間が待ちきれません」と語った。
OBSのチーフエグゼクティブ・ディレクター、Olympic Channelサービスのエグゼクティブ・ディレクターを務めるイアニス・エグザルコスは、「マニュエルとOlympic Channelのチームが『La Grande Seine』で成し遂げたことは、典型的なドキュメンタリーのフォーマットを超越しています。パリ2024は、その創設から実現に至るまで、先見的なコミットメントを堅持しています。その姿勢に心から敬意を表します」と語った。