松本雪聖、赤間凛音ら5人が決勝へ／WST: ドバイ・ストリート2024 女子準決勝

執筆者 Chiaki Nishimura

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16人中9人が日本女子というメンバーで行われた「WST: ドバイ・ストリート2024」女子準決勝。日本勢は5人が決勝進出。世界王者の織田夢海、オリンピック・メダリストの西矢椛、中山楓奈らは準決勝で敗退した。決勝の模様はOlympics.comでライブ配信予定。

パリ2024オリンピック予選第6戦をかねて行われているスケートボードの国際大会「WST: ドバイ・ストリート2024」。男子準決勝に続いて3月10日午後に女子準決勝が実施され、日本女子が層の厚さを見せつけた。

国際競技団体の「ワールドスケート」が主催する大会に初出場した12歳の松本雪聖（いぶき）は1本目に78.34点をマークするミスのない滑りを披露し、2本目は82.24点に得点を更新する堂々とした滑りで日本勢トップで決勝進出を果たした。

世界王者の織田夢海（ゆめか）、オリンピック・メダリストの西矢椛（もみじ）と中山楓奈（ふうな）らが準決勝で姿を消す結果となったが、松本のほか、赤間凛音（りず）、吉沢恋（ここ）、藤澤虹々可（ななか）、伊藤美優（みゆう）が決勝に駒を進めた。

首位通過は、オーストラリアのクロエ・コベル。14歳のコベルは、2本とも唯一の90点台をマークする滑りで他のスケーターをはじめ観客を圧倒。クロエが得た93.49点はこれまでに行われたパリ2024オリンピック予選6戦のランの中で最高得点となった。

日本勢トップ通過の松本は、「ギリギリ乗れるか心配だったんですけど、フルメイクできたし、点数も良くて決勝にあがれて嬉しいです」と話し、決勝では「表彰台に乗って金メダルを取りたいです」と目標を語った。

WST: ドバイ・ストリート2024 女子準決勝、結果

以下、決勝を決めた8選手。

シード選手を除くスケーターがオープン予選に参加し、シード選手および予選上位選手の合わせて32選手が準々決勝に進む。準々決勝ではスケーターの数が半分に絞られ、トップ16が準決勝に進出。ここでさらに半数となり、8人が決勝の舞台に立つ。

以下、スケートボード WSTドバイ・ストリート2024の日程。準決勝・決勝の模様はOlympics.comでライブ配信予定。お見逃しなく。