女子5000m決勝進出を逃した田中希実「現実を受け入れられない」|パリ2024陸上競技

執筆者 Olympics.com
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写真: 2024 Getty Images

パリ2024オリンピック陸上競技は現地時間8月2日、女子5000m予選を実施。日本からは田中希実、山本有真、樺沢和佳奈が出場したが、いずれも予選敗退となっている。

予選1組には田中と山本が出場した。田中は最後まで上位争いを繰り広げたが、15分00秒62で9着。決勝進出ラインの8着までわずかに及ばなかった。

田中にとっては「決勝しか狙っていなかったので、現実を受け入れられない」とまさかの予選落ち。Tokyo2020女王のシファン・ハッサン(オランダ)、フェイス・キピエゴン(ケニア)ら強豪と同じレースで、序盤から上位陣を形成したがゴール前で競り負けた。「余裕を作れれば良かったが、ラスト1周の足が残っていなかった。引っ張りながらもレースを支配できなかった」と自身のパフォーマンスを振り返る。

田中はTokyo2020に続く2大会連続のオリンピック出場。3年前と比較し「進化できている」と分析するが、パリ2024では「それ(実力)を出せなかった」。田中は1500mにもエントリーしている。「今年は1500mは不完全燃焼なレースが続いているので、(今大会の1500mでは実力を)出し切るレースをしたい」と語り、気持ちを切り替えて1500mに臨む。

■日本代表選手

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