赤松諒一が男子走り高跳びで88年ぶり日本勢5位入賞の快挙…男子1600mリレーで日本6位&アジア新記録|パリ2024陸上競技
パリ2024オリンピックの陸上競技は現地時間8月10日、スタッド・ド・フランスで競技10日目を迎えた。現地時間午後から行われた種目について、日本代表選手の結果を紹介する。
■男子走り高跳びでは赤松諒一が88年ぶりの快挙
男子走り高跳びでは赤松諒一が2.22mまで一発で跳躍するも、2.27mでは最初の跳躍で惜しくもバーが落下。だが2回目ではきっちりクリアし、次は2.31mに挑むこととなった。
2.27mをクリアしたのは8名のみ。この時点で赤松の入賞が確定となる。赤松は2.31mに挑み、最初の跳躍でクリア。大舞台で自己ベストを更新する会心のジャンプを見せた。
2.34mまで残ったのは6名のみ。赤松はこの高さに挑むも、3回目までに成功することができず、上位4名に残れなかった。
結局走り高跳びの金は2.36mのハミッシュ・カー(ニュージーランド)。赤松の記録は2.31mで、5位という結果だった。
なお、同競技日本人選手の入賞は1936ベルリンの矢田喜美雄(5位)、田中弘(6位タイ) 朝隈善郎(6位タイ)以来、88年ぶりの快挙となっている。
■男子1600mリレーでは6位入賞&アジア新記録
男子1600mリレーでは、日本代表の中島佑気ジョセフ、川端魁人、佐藤風雅、佐藤拳太郎が決勝の舞台に挑んだ。
中島はスタートから快調なペースで飛ばし、2番手の川端につなぐ。オープンレーンとなり、この時点で日本は7番手。そこから3走の佐藤風は一度8番手となるも、イタリアを抜いて一つ順位を上げる。
4走の佐藤拳が前を追い、他チームの転倒もあり日本は6番手に浮上してゴールした。
金メダルは2:54.43のアメリカ合衆国。2位ボツワナ、3位イギリス、4位ベルギー、5位南アフリカと続き、日本は6位。日本のタイム2:58.33はアジア新記録だった。
■日本代表選手
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