安藤友香が初優勝も記録突破ならず...パリオリンピック女子日本代表3枠目には前田穂南が内定|名古屋ウィメンズマラソン2024

執筆者 Olympics.com
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名古屋ウィメンズマラソン2024/優勝の安藤
写真: 時事

名古屋ウィメンズマラソン2024が3月10日に行われた。安藤友香が2時間21分18秒で優勝。今大会の結果を受け、パリ2024マラソン女子日本代表には前田穂南が内定している。

名古屋ウィメンズマラソン2024が3月10日、バンテリンドーム ナゴヤ(愛知県名古屋市東区)発着のコースで開催された。

大会を制したのは安藤友香。2時間21分18秒の自己ベストをマークした。7秒差の2位にはユニスチェビチー・チュンバ(バーレーン)。鈴木亜由子は2時間21分33秒で3位、加世田梨花は2時間22分11秒で4位だった。

名古屋ウィメンズマラソン2024:大会記録速報

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名古屋ウィメンズマラソン2024は、パリ2024オリンピックマラソン女子日本代表選考レース・MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナルチャレンジ最終戦として実施。今大会の結果を受け、日本代表内定3選手が揃った。まず、2023年10月に行われたMGC上位2選手の鈴木優花と一山麻緒は、すでに内定。そして、最後の3枠目を争うMGCファイナルチャレンジ初戦の第43回大阪国際女子マラソン大会で、東京2020代表の前田穂南が設定記録を破る2時間18分59秒(日本新記録)をマークしていた。今回の名古屋ウィメンズマラソン2024で、前田のタイムを上回る選手が現れなかったため、前田がパリ2024日本代表3枠目に内定している。

※男子日本代表には小山直城、赤崎暁、大迫傑の3選手が内定済

■MGCファイナルチャレンジとは

MGCファイナルチャレンジは、パリ2024日本代表選考競技会・MGC(2023年10月15日終了)後に開催するマラソン日本代表選考レースを指し、当該大会においてMGCファイナルチャレンジ設定記録を突破した男女それぞれの記録最上位の選手1名が、最後のオリンピック日本代表に内定(※1)する。該当する選手がいない場合は、MGC3位の選手が、パリ2024日本代表に内定する。

※1:MGCチャレンジに出場(完走)、または2023年度開催のMGC出場資格を有することが条件

MGCファイナルチャレンジ設定記録

  • 男子:2時間05分50秒
  • 女子:2時間21分41秒(※2)

※2:大阪国際女子マラソン2024において、前田穂南が設定記録を上回るタイム2時間18分59秒(日本新記録)をマーク

MGCファイナルチャレンジ男子(3大会)

  • 福岡国際マラソン2023(2023年12月3日)
  • 大阪マラソン2024(2024年2月25日)
  • 東京マラソン2024(2024年3月3日)

MGCファイナルチャレンジ女子(2大会)

  • 第43回大阪国際女子マラソン大会(2024年1月28日)
  • 名古屋ウィメンズマラソン2024(2024年3月10日)