男子90kg級の村尾三四郎が準決勝進出…女子70kg級の新添左季は敗者復活戦へ|パリ2024柔道

執筆者 Masataka Kosugi / 小杉正貴
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Sanshiro Murao
写真: 2024 Getty Images

パリ2024オリンピックの柔道は7月31日、シャン・ド・マルス・アリーナで競技5日目を迎えた。5日目の実施階級は男子90kg級と女子70kg級。日本からそれぞれ村尾三四郎と新添左季が出場した。

村尾は初戦となる2回戦でクレンクリストフェル・カリユライド(エストニア)と対戦した。序盤から積極的に仕掛け、大外刈で一本。44秒で準々決勝進出を決めた。

準々決勝はアラム・グリゴリアン(アラブ首長国連邦)との対戦。前に出る村尾に対し、グリゴリアンは攻め込むことができない。3分18秒でグリゴリアンに3回目の指導が与えられ、村尾の準決勝進出が決まった。

新添は2回戦からの出場。初戦はグルノザ・マトニヤゾワ(ウズベキスタン)と対戦した。相手の技をかわしたところから寝技に持ち込むと、袈裟固で一本。準々決勝に駒を進めた。

準々決勝ではサンネ・ファンデイケ(オランダ)と対戦。開始から1分57秒で小外刈で技ありを取られると、そのまま相手を崩せず黒星。敗者復活戦から銅メダルを目指すこととなった。

■日本代表選手

▼男子

  • 60kg級:永山 竜樹
  • 66kg級:阿部 一二三
  • 73kg級:橋本 壮市
  • 81kg級:永瀬 貴規
  • 90kg級:村尾 三四郎
  • 100kg級:ウルフ アロン
  • 100kg超級:斉藤 立

▼女子

  • 48kg級:角田 夏実
  • 52kg級:阿部 詩
  • 57kg級:舟久保 遥香
  • 63kg級:髙市 未来
  • 70kg級:新添 左季
  • 78kg級:髙山 莉加
  • 78kg超級:素根 輝