松山英樹、中島啓太がパリ2024男子ゴルフのナショナルフェデレーション候補選手に決定
日本ゴルフ協会(JGA)は6月18日、国際ゴルフ連盟(IGF)によるオリンピックゴルフランキング(OGR)の発表を受け、松山英樹、中島啓太がパリ2024に向けた男子のナショナルフェデレーション(NF)候補選手に決定したと発表した。また、久常涼、星野陸也、金谷拓実、蟬川泰果、桂川有人の5人がリザーブ選手に認定されている。
パリ2024のゴルフにはTokyo2020と同様に男子60人、女子60人が出場。男子は17日、女子は24日のOGRを基準として、各国内オリンピック委員会(NOC)あたり最大4人の制限のもと、上位15選手が出場枠を得る。以降は60位まで、原則NOCあたり最大2人に出場枠が与えられる。日本は9位の松山、31位の中島がこれに該当した。
なお、日本代表選手に関しては日本オリンピック委員会(JOC)が責任を持っており、JOCがパリ2024日本代表選手団を選出することにより確定。そのため、JGAによる当該選手の取り扱いは「パリ2024オリンピックゴルフ競技男子NF候補選手」となっている。
今回の発表を受け、日本代表監督を務める丸山茂樹氏がコメントを発表。「ゴルフ男子競技初のメダル獲得も可能だと信じています」と期待を寄せた。
本日、オリンピックゴルフランキングにより、ナショナルフェデレーション(NF)男子候補選手とリザーブ選手が決定しました。リストに名前が入った選手たちは、それぞれがオリンピックに向けて準備を進めてくれるものと思います。日本代表としてのプレッシャーはあるかと思いますが、選手たちが持てる力を発揮できれば、ゴルフ男子競技初のメダル獲得も可能だと信じています。私たちチームスタッフは、選手が競技中はプレーに集中して、オフの時間はリラックスができるように、快適な環境を整えることに努めていきます。ゴルフファンの皆様には、日本から熱い応援で選手たちを鼓舞していただければ大変ありがたいです
中島も同日、自身のSNSを更新。「日の丸のユニフォームに再び袖を通せることを誇りに思います。自覚を持って戦います」と意気込みを綴った。