リレー侍とマイル侍がパリ2024出場枠を獲得|世界リレー バハマ2024

執筆者 WATANABE Fumishige/渡辺 文重
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写真: Francesca Grana (@sportmedia.es) / World Athletics

ナッソー2024世界リレー(World Athletics Relays Bahamas 24)が現地時間5月4日、バハマで開幕した。初日は、男女の4x100m、4x400m、混合4×400mのリレー5種目予選を実施。今回の世界リレーはパリ2024予選を兼ねており、初日の予選もしくは2日目の敗者復活戦で各組2位以内に入れば、出場枠獲得となる。

“リレー侍”男子4x100m日本代表は中華人民共和国、南アフリカ、キューバ、ドミニカ共和国、サウジアラビア、コロンビア、ケニアと同組のヒート4に出走。日本は1走にサニブラウン アブデルハキーム、2走に栁田大輝、3走に上山紘輝、アンカーに三輪颯太をエントリーする。

日本はサニブラウンが1位でバトン。その後もスムーズにバトンをつなぎ、アンカーの三輪が1位でフィニッシュ。記録は38秒10。最終日(2日目)の決勝進出を決めるとともに、10大会連続となるオリンピック出場枠獲得を果たした。

さにらマイルリレー・男子4x400mでも“マイル侍”が快走を見せる。ドイツ、トリニダード・トバゴ、ザンビア、カナダ、ポーランド、アメリカ合衆国と同組のヒート1となった日本は、佐藤拳太郎、西裕大、川端魁人、佐藤風雅が出走。日本は米国に次ぎ2番手でゴールとなるも、1着の米国が失格となり、グループ首位、全体4位で決勝進出を決めるとともに、オリンピック出場枠を獲得した。

混合4×400mリレーは松本奈菜子、今泉堅貴、吉津拓歩、岩田優奈が出場して全体26位の3分20秒92。鶴田玲美、山形愛羽、三浦愛華、青野朱李で臨んだ女子4×100mリレーは44秒16で同23位だった。なお女子4×100mリレーに日本はエントリーしていない。

■概要

  • 大会名:世界リレー バハマ2024
  • 会場:Thomas A. Robinson National Stadium(バハマ・ナッソー)
  • 日程:5月4日〜5日

※日本と現地の時差は-13時間

■競技スケジュール

  • 第1日(4日):予選
  • 第2日(5日):敗者復活戦・決勝

■放送予定

  • 地上波:TBS
  • BS/CS:未定
  • ネット:U-NEXT

■日本代表選手