男子走幅跳の橋岡優輝がパリ2024内定、田中希実は女子5000mも制し2冠丨日本陸上競技選手権2024

執筆者 Kazuki Okumura / 奥村和輝
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陸上日本選手権/橋岡優輝の跳躍
写真: 時事

パリ2024の日本代表選考競技会を兼ねる第108回日本陸上競技選手権大会が6月29日、デンカビッグスワンスタジアム(新潟県新潟市)で大会3日目を迎えた。

男子走幅跳では、Tokyo2020で6位入賞の橋岡優輝がパリ2024日本代表に内定した。すでにパリ2024の参加標準記録していた橋岡は、2本目に記録した7メートル95で優勝し、日本陸上競技連盟が定める条件を満たした。

女子5000mでは、この種目ですでに内定を得ている田中希実が15分23秒72で優勝。前日の1500mに続いて今大会2冠となった。男子やり投決勝は80メートル78の新井涼平が優勝。男子棒高跳は5メートル50の山本聖途、男子円盤投は60メートル12の堤雄司が制した。

女子100mHの準決勝では、福部真子が参加標準記録を12秒75で明日の決勝に進出。パリ2024出場へ大きく前進した。男子100m準決勝では、坂井隆一郎が全体トップの10秒11で決勝へ。東田旺洋や栁田大輝、デーデーブルーノ、桐生祥秀らも決勝に進んだ一方、小池祐貴は準決勝敗退となった。