男子100m・サニブラウンがパリ2024日本代表内定...田中希実は女子3000mで日本新記録|陸上競技・ダイヤモンドリーグ第6戦

執筆者 Koki Tateno / 立野光起
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写真: 2024 Getty Images

ワールドアスレティクス(WA/世界陸連)が主催する陸上競技世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ2024第6戦が、5月30日にノルウェー・オスロで開催された。

男子100mには、日本からサニブラウン・アブデル・ハキームが出場した。サニブラウンは9秒99をマークし準優勝。アカニ・シンビネ(南アフリカ)が今大会を制している。

ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会で6位に入賞しているサニブラウンは、今大会でパリ2024オリンピックの参加標準記録(10秒00)を突破。これにより、パリ2024同種目日本代表に内定した。

女子3000mには田中希実が出場。10位でフィニッシュした田中は、自身が持つ日本記録を更新する8分34秒09をマークしている。優勝は8分24秒20を記録したジョージア・グリフィス(オーストラリア)だった。

女子3000mはオリンピック種目ではないが、田中は女子5000mで既にパリ2024日本代表に内定している。6月2日にスウェーデン・ストックホルムで行われる次戦のダイヤモンドリーグでは女子1500mにエントリー。同種目でのオリンピック代表内定も狙う。