日本は団体、個人ともにパリ2024出場ならず|第15回アジアシニア新体操選手権大会

執筆者 Kazuki Okumura / 奥村和輝
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 Rhythmic Gymnastics
写真: 2023 Getty Images

パリ2024の大陸別予選を兼ねる第15回アジアシニア新体操選手権大会が5月2日から4日にかけ、ウズベキスタン・タシケントで行われた。

これまでの世界選手権で出場枠を獲得できておらず、日本にとってはこれがパリ行きを決める最後のチャンス。すでに出場枠を獲得している団体や選手を除いて、最上位に入ることがその条件となる。

初日に行われた団体総合で、日本代表「フェアリー ジャパン POLA」は2位となり、パリ2024出場枠を逃した。鈴木歩佳、竹中七海、稲木李菜子、田口久乃、西本愛実での臨んだフープが36.00点、西本を生野風花に代えた5人で臨んだリボン3・ボール2で32.75点。合計68.75点、優勝したウズベキスタンの69.95点にわずかに及ばなかった。

2日から3日に行われた個人総合には、日本から喜田未来乃と松坂玲奈が出場。2日の前半2種目を終え、松坂が4位、喜田が6位で折り返した。3日の後半2種目では松坂が順位を一つ上げたが、合計127.25点で3位。喜田は120.35点で6位でパリには届かなかった。優勝はカザフスタンの選手で合計133.40点。

団体種目別では日本がフープ5で金メダル、リボン3・ボール2で銀メダルを獲得した。個人種目別では松坂がフープで2位、クラブとリボンで3位に入って3つのメダルを獲得したほか、ボールで4位に。喜田はフープで6位、ボールで7位、リボンで6位の結果だった。