池田向希と藤井菜々子がパリ日本代表に内定|日本陸上競技選手権大会2024・20km競歩
執筆者 Koki Tateno / 立野光起1 分|
第107回日本陸上競技選手権大会・20km競歩が2月18日、兵庫県神戸市で開催され、男子は池田向希、女子は藤井菜々子が大会連覇を達成し、パリ2024オリンピック日本代表に内定した。
第107回日本陸上競技選手権大会・20km競歩が2月18日、兵庫県神戸市で開催された。今大会は、パリ2024オリンピック日本代表選手選考競技会を兼ねて行われている。
オリンピック切符を争うオリンピックイヤーの日本選手権では、男女ともに大会新記録が樹立される高速レースとなった。
男子は1時間16分51秒でフィニッシュした池田向希(旭化成)、女子は1時間27分59秒でゴールした藤井菜々子(エディオン)がそれぞれ、大会2連覇を達成している。
また、日本陸上競技連盟が発表しているパリ2024オリンピック競技大会 競歩種目 日本代表選手選考要項(2023年9月20日付)に基づき、優勝した池田と藤井はそろって、派遣設定記録(※)を満たしていることから、開幕まで5ヶ月あまりに迫るパリ2024の日本代表に内定した。
なお、オリンピック代表選手に関しては、各国内オリンピック委員会(NOC:日本の場合、日本オリンピック委員会/JOCを指す)が責任を持っており、パリ2024への選手の参加は、選手が属するNOCがパリ2024代表選手団を選出することにより確定する。
※派遣設定記録
- 男子:1時間19分30秒
- 女子:1時間28分30秒
参考リンク
■第107回日本陸上競技選手権大会・20km競歩:結果
※上位3選手