ピクトグラム・シークエンス、開会式でのパフォーマンスが話題
東京2020の開会式でユニークなパフォーマンスとして注目を集め、視聴者に強い印象を残している‘ピクトグラム・シークエンス’。一体何?
7月23日(金)に行われた東京2020の開会式でのパフォーマンスは、ソーシャルメディアでも話題。ハイライトのひとつとなっているのが、競技を表す図形をテンポよく表現したパフォーマンスで、すぐに「ピクトグラム・シークエンス」として知られるようになった。ところで、ピクトグラムって何? 手がけたのは?
ピクトグラムとは情報を図形化したもので、1964年の東京オリンピックで初めて導入され、言葉の壁を越えて来場者や参加者に情報を伝える手段として用いられた。各競技を表現するだけでなく、東京では、訪日者が必要な場所に移動するためのサインとしても使われている。
東京1964のデザイナーは、言葉がなくても混乱しない記号を作ることでピクトグラムの考え方に革命を起こし、今では世界共通となっている男女別トイレのロゴも彼らの手によって作られた。
東京2020のスポーツ・ピクトグラム
東京2020オリンピックの開会式では、今回の大会で実施される競技を表すピクトグラムを紹介するパフォーマンスが行われた。パフォーマーらがテンポよく50競技のピクトグラムを形作る様子は、たちまちネット上で話題になった。
東京2020の人間ピクトグラムは誰?
パフォーマンスを手がけたのは、パントマイムアーティストでが〜まるちょば(HIRO-PON)。その他、パフォーマーコンビ、GABEZのMASAとhitoshi、芸人でイラストレーターの南大介、俳優の松本亮。
ピクトグラムさんことHIRO-PONは開会式後の記者会見にも出席した。