五箇山の民謡「世界に伝える」、次世代への伝承も  富山県ピックアップ聖火ランナー 中谷真也さん

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中谷真也さん

中谷さんは、生まれも育ちも南砺市五箇山(なんとし・ごかやま)で、世界文化遺産の相倉(あいのくら)合掌造り集落に住んでいます。守り受け継がれている合掌造りを子や孫の代まで残していくため、学校を卒業後、魅力ある地元で働くことを決めました。

また、古くから伝わる民謡を子どもの頃から習い、高校時代には郷土芸能部で部長として全国大会で優秀賞に輝きました。現在では小中高生に指導者として教え、伝承に携わっています。

「この五箇山を守り続けると共に、魅力ある民謡を世界に伝えていく事が夢です」と、中谷さんは胸を張ります。

※聖火ランナー応募時(2019年夏頃)にご提出いただいた志望理由をもとに構成したものです

合掌造りの魅力について教えてください。

合掌造りの家屋はくぎを一切使用しない、昔ながらの建築方法で建てられています。古いものでは350年以上前に建てられた家屋が現存しており、今でもそこで人々が生活をしているところです。

合掌造り家ならではの苦労はありますか?

合掌造りの屋根は15~20年おきに葺(ふ)き替える必要がありますが、それに使用する茅(かや)は自分たちで収穫をしています。また、囲炉裏(いろり)など昔ながらの様式を残したまま生活しつつ、家屋を保存しているところです。

民謡を続ける中で、一番大切にしていることはなんですか?

昔からこの地域で語り継がれてきた民謡を継承し、次の世代に伝えるとともに、その魅力を広めていくことです。そのために、民謡保存会に所属し、公演活動や学生の指導に携わっています。

五箇山の魅力を語ってください。

世界遺産にも登録されている合掌造り集落を中心とした日本の原風景が見られるところや、五箇山和紙や五箇山豆腐、民謡など伝統的な産業や文化が残っているところです。

聖火ランナーとしての意気込みを世界に向けて一言お願いします。

オリンピック聖火リレーのスタートであるギリシャから日本全国をまわって、つないでくる聖火の重みを感じながら、東京2020オリンピックが盛り上がるよう精一杯気持ちを込めて走ります!!