1964年のトーチを作った曾祖父の想いをつなぐ 東京都ピックアップ聖火ランナー 仲川希久さん

仲川希久さん
仲川希久さん

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仲川希久さんが聖火ランナーとして走りたい理由、それは曾祖父の門馬佐太郎さんが、東京1964オリンピックでトーチの製造に携わったという話を聞いたからです。

「トーチは、雨が降っても風が吹いても炎が消えないと祖父がいつもうれしそうに話してくれ、すごい技術だと思いました。当時のトーチを写真で見るとすっきりとしてかっこいいデザインだったので、実物を見たいと思って、駒沢公園にある東京オリンピックメモリアルギャラリーに行きました。実物のトーチを持ってみるとずっしりと重くて、本当にこれを持って走れるのかと思いました」

東京2020オリンピックのトーチは桜の花びらをモチーフにしたかわいいデザインで、東日本大震災の復興の願いも込められていると知った仲川さんは、夏休みの自由研究では昔と今の2つのトーチの比較をまとめました。

仲川さんは「昔の人たちからずっとつないできたリレーだということを意識して走ります」と誓います。

※聖火ランナー応募時(2019年夏頃)にご提出いただいた志望理由をもとに構成しております

自分の曾祖父がトーチの製造に携わったと聞いたとき、どう思いましたか?

1964年の聖火トーチを作ったという歴史的に大きなことを成し遂げた人が自分の親戚にいると知ってうれしくなりました。曾祖父は亡くなってしまっていたので、会ってお話ししてみたかったなとも思いました。

自由研究で昔と今のトーチを比べたそうですが、何か違いはありましたか?

昔のトーチはシンプルでかっこよく使いやすそうな形をしていました。それに比べて、今のトーチは日本を象徴する花である桜をモチーフにしていて、とてもかわいらしい形をしていると思います。

聖火ランナーに決まったとき、ご家族はどのような言葉をかけてくれましたか?

両親からは「すごいねえ」と言われ、祖父からはとても喜ばれました。また、双子の妹は聖火ランナーに応募して落ちてしまったので、「いいなあ」とうらやましがられました。

仲川希久さん
仲川希久さん
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多くの方から引き継がれてきた聖火を、どのような思いで次につないでいきたいですか?

聖火とは多くの技術者が作ったトーチによってつながれてきた火でもあります。そのトーチを持って走ることは責任重大だと思うので、しっかりとつないでいきたいです。

地元を走る想いや意気込みを一言お願いします。

小学校の友達や地域の人に見られるかもしれないので緊張しますが、とても楽しみです。