沖縄県アンカー「精一杯、聖火をつなぐことができた」 沖縄県2日目 東京2020オリンピック聖火リレーデイリーレポート

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2021年5月2日(日)、東京2020オリンピック聖火リレーは沖縄県2日目を迎えました。当初の予定を変更し、豊見城市、浦添市、北谷町、南城市、糸満市を走行予定だった聖火ランナーのみなさんが、雲ひとつない青空の下、糸満市の平和祈念公園を走りました。座間味村では、沖縄の伝統的な舟「サバニ」に乗った聖火ランナーが青く透き通った海の上でトーチキスを行いました。

沖縄県ピックアップ聖火ランナー 上原恋芽さん

沖縄県の聖火リレーで最終ランナーを務めた上原さんは、2019年の応募当時、沖縄戦終焉の地である糸満市の平和ガイド育成事業に参加。沖縄戦について体験者から話を聞いたり、戦跡を歩いたり、自作の資料で県外から訪れた生徒らに案内をしたりといった活動をしていました。終戦から75年を過ぎて戦争体験者は高齢となり、戦争の愚かさを伝えるのが困難となるなか、上原さんは平和の祭典であるオリンピックに何か関われないかと思っていたところ、日本中を巡る聖火ランナーの募集に出会いました。糸満市では平和祈念公園がゴールと知り、聖火と公園内の「平和の火」が重なったように思い、聖火ランナーに応募したそうです。

新型コロナウイルスの感染拡大で聖火リレーの開催が危ぶまれた時期は心配もありましたが、あらためて開催が決まり、ほっとしたという上原さん。2020年という戦後75年の節目は平和の活動がほとんどできずに過ぎましたが、2021年こそ、糸満から世界へ向けて平和の火を掲げて走りたいと意気込んでいました。

以下、走行後の上原さんのコメントです。

「とても緊張しました。走る前に他の聖火ランナーの方と話した時に、沖縄出身ではない方や車いすの方、自分が走ることで患者さんが笑顔になってほしい医療従事者の方、自分と同じように平和を伝えたい方とか、色んな願いがあったり、色んな人が思いを込めたりして走っているんだなと感じました。色々な思いを胸に聖火ランナーが走ってきて、その最後が自分ということで責任を感じながら走りました。聖火皿に点火した時は、自分がつないだトーチに灯っている小さな火が、聖火皿に点火したら大きな炎になって、色んな人の願いが集大成として大きい炎になったようで感動しました。やっぱり地元を走りたい人もいただろうし、このコロナ禍で制限された中で、精一杯、聖火をつなぐことができたのかなと思います。

(糸満から平和を発信する目標は達成できましたか?)高校の同級生からも、聖火ランナーになった理由を聞かれて自分の考えや思いを伝えることができました。セレブレーション会場のステージの上からはテレビカメラや取材の方々がたくさん見えて、この画面を通して色んな人が見てくれているのかなと思いながら立っていました。母の知り合いからも感動したよとか、自分のスマホのほうにも『感謝感激!』みたいなメッセージがたくさん来て、自分の伝えたいことがちゃんと伝わってくれたのかなと思います」

走行前の上原さんのインタビュー「糸満から世界中に平和をアピール」

「沖縄県の最終ランナーとして責任感を持って走った」という上原さん
「沖縄県の最終ランナーとして責任感を持って走った」という上原さん

オリンピック聖火と沖縄県の聖火ランナーのみなさん

沖縄県2日目デイリーハイライト映像

東京2020オリンピック聖火リレー 沖縄県2日目 デイリーハイライト映像

東京2020オリンピック聖火リレーは本日で沖縄県での旅を終え、移動日を挟んで5月5日(水)から熊本県に引き継がれます。熊本県1日目は人吉市、水俣市、天草市、宇土市、八代市を聖火リレーが巡ります。水俣市や天草市の美しい海がみどころです。

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