~東京2020オリンピック聖火リレーを支える人たち~ 「テクノロジーを使い、リアルとバーチャルで体験する機会を」NTT長田雅美さん

長田雅美さん
長田雅美さん

約1万人の聖火ランナーが参加し、47都道府県を巡る東京2020オリンピック聖火リレー。2021年3月25日から始まった全121日間の行程では、多くの人々の支えによって、オリンピック聖火がつながれていきます。その裏では、日本全国で行われる聖火リレーを成功に導くために、数多くの人々が奮闘しています。そんな東京2020オリンピック聖火リレーを支える人たちの思いとは。東京2020オリンピック聖火リレープレゼンティングパートナーである日本電信電話株式会社(NTT)において、東京2020オリンピック聖火リレー全体の運営統括を担う長田雅美さんに、セレブレーション(各日最終聖火ランナーの到着時に、聖火到着を祝うイベント)会場で行うプログラムや、それに込められた思いについて伺いました。

※インタビュー・撮影は2021年3月上旬に行いました。

錦織圭選手と実際にトーチキスをしているような体験

NTTが東京2020オリンピック聖火リレーにおいて実施する取り組み全体の運営を統括する長田さん。2019年3月から現職で、着任を言い渡されたときは「NTTグループで取り組む聖火リレーに従事するということで、責任を感じました。それと同時にやりがいもあるし、今後に繋がる良い経験になるだろうとも思いました」と振り返ります。

NTTは「史上最もイノベーティブで」「全国47都道府県の地域が盛り上がり」「安心・安全に参加できる」聖火リレーの実現を目指しています。この具体的な施策として、まず「史上最もイノベーティブ」という点においては、セレブレーション会場に最新のテクノロジーを使った体験ブースを設置していきます。そこで用いられるのが「Kirari!」という超高臨場感通信技術。NTTの東京2020オリンピック聖火リレーアンバサダーであるテニスの錦織圭選手が、まるでその場にいるかのようにホログラムで映し出され、来場者はトーチキスを一緒に体験できます。実際に錦織選手とトーチキスしているシーンはその場で動画撮影され、体験された方にプレゼントされるそうです。「トーチキスの相手は錦織選手ですし、ぜひ聖火リレーに参加した思い出として持ち帰ってもらえれば」と、長田さんは言います。

「全国の方に、聖火リレーに参加した思い出を持ち帰ってもらいたい」と話す長田さん
「全国の方に、聖火リレーに参加した思い出を持ち帰ってもらいたい」と話す長田さん

地域の方々が主役であるべきという思い

NTTは、「地域の盛り上がり」について、セレブレーション会場のステージプログラムとして、プロのダンサーによるパフォーマンスの他、地元で活動する学生や社会人のダンスチームのパフォーマンスも展開することで、地域の雰囲気を高めていこうと考えています。

「地域の皆さんが盛り上がるには、地域の方々が主役であるべきという思いが我々にはあります。ステージでは地元で活動するダンサーの方に踊っていただくので、友人やお知り合いの方も楽しんでいただけるでしょうし、それが地域全体の盛り上がりにつながると思っています」

ステージプログラムの練習を行う福島県立福島東高校のみなさん
ステージプログラムの練習を行う福島県立福島東高校のみなさん
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新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、東京2020大会はもちろん東京2020オリンピック聖火リレーにおいても、安心・安全な対策が必須になります。その中でいかに「安心・安全に参加できるか」は大きなテーマです。NTTは、前述した「Kirari!」を含め、通信テクノロジーを最大限活用し、様々な取り組みを実施していきます。沿道に来られない人もいる中で、メッセージや動画をSNSに投稿してもらい、それらを聖火リレー隊列内の車両に表示することで、聖火ランナーを応援する「リモート応援」も行ったり、また、大阪DAY1のセレブレーションでは、東京2020オリンピック聖火リレー初となる、セレブレーション全体のオンライン配信を行いました。(神奈川DAY3でも実施予定)

「Kirari!トレーラー」の開発を推進したNTTサービスエボリューション研究所の長谷川研究員
「Kirari!トレーラー」の開発を推進したNTTサービスエボリューション研究所の長谷川研究員

NTTだからこそできること

通信テクノロジーを使った安心・安全なデジタル施策を展開しつつ、地域の皆さまとの関係性を深めるイベントも開催していくのがNTTにおける東京2020オリンピック聖火リレーのコンセプト。コロナ禍での聖火リレーにおいて、通信会社であるNTTだからこそできることもあります。

 「今は、多くの人が一堂に会することや、県を跨いでの移動が難しい世の中です。1年延期となったことで、沿道での聖火リレーやセレブレーションにおいても、通信を活用することで、安心・安全に多くの皆さまに参加していただくことができないか、ずっと考えてきました。沿道の近くにお住まいの方には、生の聖火を見ていただけるよう感染症対策を徹底した運営を心掛け、その場に行くことができない方には、デジタルを通じて参加いただくという、リアルとバーチャルのハイブリッドで参加いただける機会を提供していこうと、新たにいくつかの施策に取り組んでいます。」

「DOOR」東京2020オリンピック聖火リレーバーチャル応援ワールド
「DOOR」東京2020オリンピック聖火リレーバーチャル応援ワールド

2021年3月25日のスタートから、7月23日まで続いていく東京2020オリンピック聖火リレー。NTTグループの取り組み全体を統括する長田さんも「感染症対策を万全にして、大きな事故もなく、無事に最後まで希望の光である聖火をつなげられるようしっかり対応していきたい」と気を引き締めています。そして「コロナ禍による社会的な分断が危惧されてきましたが、聖火リレーや東京2020大会を期に再び世界の人々が一体感や共感を持てるように、そしてその一端を担えれば」と東京2020大会や東京2020オリンピック聖火リレーに期待を寄せていました。

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NTTの2021年「東京2020オリンピック聖火リレー」ステートメント
NTTの2021年「東京2020オリンピック聖火リレー」ステートメント