東京2020オリンピック聖火リレー 新型コロナウイルス感染症への事態対応の考え方を公表

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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は、新型コロナウイルス感染症の影響による大会の延期が決まって以降、安全・安心な東京2020聖火リレーの実施に向け、政府、都道府県、関係団体と継続して検討をしてまいりました。

2021年2月25日(木)には、東京2020オリンピック聖火リレーにおける新型コロナウイルス感染症対策を公表しました。

3月5日(金)には、「東京2020組織委員会 聖火リレー・コロナ事態対応チーム」を発足し、3月16日(火)に事態対応方針について会見を行いました。安全・安心な聖火リレーの実施に向けた新型コロナウイルス感染症への事態対応の考え方を以下のとおりお知らせします。

「密集」の考え方、沿道観覧客への呼びかけ

安全に聖火リレーをお楽しみいただくため、沿道観覧客の皆さまにはフィジカル・ディスタンスの確保と、密集状態での観覧自粛をお願いします。

「密集」の考え方としては、多くの観覧客が肩の触れあう程度に密着していること、観覧客が十分な間隔を空けずに複数列に重なり合っていることを判断の目安として、沿道観覧客への注意喚起を行ってまいります。

また、「密集」が発生した際の対応方針として、以下の段階を踏んで対応を行います。

  1. 東京2020組織委員会が先導広報車から呼びかけを、沿道スタッフからは密集を避けるように可能な限り呼びかけを実施します。
  2. 呼びかけを実施した上で一般通行に支障が生じかねない状態になった場合、沿道責任者と都道府県実施本部が連携し、警察との協力のもと、具体的な注意指導を行います。
  3. 注意指導を行った上で密集が解消されず、エスカレートすることが予想される場合は、更に強い注意を行います。
  4. それでも密集が解消されない場合には、当該スロットまたは区間のスキップを検討します。

スタッフの体調管理・スクリーニング検査

参加する東京2020組織委員会および委託業務スタッフの体調管理はアプリを活用して行います。

その他、各都道府県実行委員会を含む各スタッフに関しては、各主体において一元管理をお願いし、体調不良者が発生した場合には東京2020組織委員会に共有いただくことを徹底します。

また、他都道府県と比較して感染者数が多い傾向にある東京から各地に派遣されるスタッフは、スクリーニング検査により陰性を確認したうえで現地へ派遣します。

実際に感染者やクラスターが発生した場合の対応と、その対応についての判断主体に関しては、以下の表をもとに検討を進めています。

関係ステークホルダーへの適時適切な情報共有

当該都道府県の聖火リレー実行委員会、都道府県実施本部、東京本部(東京2020組織委員会)は密接に情報共有をし、連携を行います。

加えて、当日の実施状況報告、新型コロナウイルス関連情報、翌日の実施概要・注意事項を中心に、聖火リレーの日々の運営状況はすべての都道府県の聖火リレー実行委員会、政府、その他の関係団体に共有し、それ以降に行われる聖火リレーの運営・準備に活用していただくことを検討しています。

また、東京2020組織委員会は、報道発表やオウンドメディアを通じて、透明性やスピード感を持った情報発信を行います。

事態発生時の公表に当たっては、「感染症法」および「個人情報保護の関係法令」を遵守するとともに、プライバシーの保護に十分配慮します。関係者の陽性発覚時には、本人および所属元との確認を経て、所属元による公表とは別に、東京2020組織委員会オウンドメディアにて公表を行います。

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以上の対応方針は、各都道府県、政府、関係団体と丁寧かつ適切なコミュニケーションを図りながら、事態の推移や現場の状況を踏まえて柔軟に見直しを行います。

東京2020組織委員会は、聖火ランナーだけでなく、各都道府県の皆さまにとっても安全・安心な聖火リレーを実施することが重要と考えています。引き続き、東京2020組織委員会としての考え方をお示し、各都道府県聖火リレー実行委員会のご意見を踏まえながら、検討および対応を進めてまいります。