天国の祖父がハグしてくれるかな 鹿児島県2日目 東京2020オリンピック聖火リレーデイリーレポート

第1区間 出水市
第1区間 出水市

2021年4月28日(水)、東京2020オリンピック聖火リレーは鹿児島県2日目を迎え、出水市、西之表市、薩摩川内市、日置市、伊佐市、南九州市、指宿市を巡りました。伊佐市では、名勝・曽木の滝を眼下に聖火をつなぎました。セレブレーションは指宿市営陸上競技場で行われ、2日間にわたった鹿児島県での聖火リレーを締めくくりました。

鹿児島県オリンピック聖火ランナー 岩下彩音さん

鹿児島県2日目の第一走者を務めた岩下さんの祖父は、高校生の時に東京1964オリンピックの聖火リレーで鹿児島県の最終ランナーとして走りました。おじいさんは急性骨髄性白血病により36歳で他界。岩下さんは直接会ったことはありませんが、祖母や母、そして生前のおじいさんを知る多くの人たちから人柄をよく聞いていました。祖母の家には、聖火ランナーを務めた際の祖父の写真やトーチが飾られています。

岩下さんは現在、おじいさんと同じ地元の高校に通っています。小学4年次から続けるバレーボール部の活動や、警察官になる夢を目指して勉強に励んでいます。祖父と同じ高校に入学し、祖父と同じ高校生のタイミングでオリンピックが来る。祖父がどんな気持ちで走ったのか。高校に入ってから聖火ランナーへの思いがさらに強くなったそうです。聖火ランナーとして走る姿を天国の祖父に見てもらいたいと、今回応募しました。

以下、岩下さんの走行後のコメントです。

「最初のランナーですごく緊張して、心臓がバクバクしました。天国にいる祖父のために、コロナで大変な時期ですが笑顔を届けられるように精一杯走りました。最初は緊張していたんですけど、沿道に知り合いの方や学校の先生が応援に来てくださっていたので、知っている方の顔を見るとリラックスして安心して走ることができました。

祖父は鹿児島県の最後の聖火ランナーとして、熊本の県境まで走りました。祖父は母が小学生の頃に亡くなっているので、祖父の話は祖母から聞きましたが、すごく優しくてたくましい方だったと聞いてます。(おじいさんが今日の姿を見たら何と言うでしょう?)『頑張ったね~』って。あと、会った瞬間にハグをしてくれるんじゃないかなと思います(笑)」

第1区間 出水市:天国の祖父へ笑顔を届けた岩下さん
第1区間 出水市:天国の祖父へ笑顔を届けた岩下さん

オリンピック聖火と鹿児島県の聖火ランナーのみなさん

第2区間 西之表市
第2区間 西之表市
第3区間 薩摩川内市
第3区間 薩摩川内市
第4区間 日置市
第4区間 日置市
第5区間 伊佐市
第5区間 伊佐市
第6区間 南九州市
第6区間 南九州市
第7区間 指宿市
第7区間 指宿市

鹿児島県2日目のデイリーハイライト映像

東京2020オリンピック聖火リレー 鹿児島県2日目 デイリーハイライト映像

東京2020オリンピック聖火リレーは本日で鹿児島県での旅を終え、移動日を挟んで5月1日(土)から沖縄県に引き継がれます。沖縄県1日目は当初の予定を変更し、那覇市、宜野湾市、沖縄市、うるま市、本部町、名護市を走行予定だった聖火ランナーのみなさんが、名護市の名護市民会館周辺を走ります。石垣市では予定どおりのルートを走行します。

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