「暗い顔だった地元の人たちの希望になれたら」 岐阜県1日目 東京2020オリンピック聖火リレー デイリーレポート

第2区間 中津川市
第2区間 中津川市

2021年4月3日(土)、東京2020オリンピック聖火リレーは岐阜県1日目を迎え、中津川市、多治見市、八百津町、郡上市、高山市を聖火ランナーのみなさんが走りました。出発地の中津川市では、江戸時代の面影が残る馬籠宿(まごめじゅく)の石畳を快走。多治見市では、アトランタ1996パラリンピックの陸上競技800メートルの金メダリストである田中照代選手が聖火を運びました。高山市では、飛騨の政治の中心地だった高山陣屋や歴史の情緒にあふれる町並みを聖火が通りました。

岐阜県ピックアップ聖火ランナー 島﨑七海さん

島﨑さんは長野1998冬季オリンピックが開催された年に馬籠宿で生まれ、大学に入るまで過ごしました。幼い頃は不便な田舎に生まれたと思っていましたが、高祖父である島崎藤村のことや木曽の歴史を学ぶうちに、この地域を守っていかなくてはならないという使命感を感じ始めたそうです。

高校時代には学校で有志を募り、外国人観光客向けに馬籠を案内する通訳ボランティアを行っていました。大学生になってからも、少しでも馬籠に貢献しようと、イベントがある時には実家へ帰って地元の観光協会の運営を手伝っています。大正時代から続く実家の喫茶店は、将来的に継ぐつもりです。18年間歩き続けた思い出深い坂を、これからの馬籠宿を担ってゆく立場として走ります。

以下、島﨑さんの走行後のコメントです。

「本当にあっという間の時間だったなと思います。母親や、小さい頃から見守ってくれた馬籠の人たちが温かい応援で見送ってくださってうれしかったです。(高祖父にあたる)島崎藤村も通った道を聖火ランナーとして走って『同じ道を通ったんだなぁ』と思うと、すごく感慨深かったです。私も小さい頃から歩いてきた道ですけれど、違う感覚で走ることができました。今回の聖火リレーを見てくださる方たちが馬籠に帰ってきたくなったり、馬籠のことを知ってもらうきっかけになったりしたらうれしいです。

コロナ禍で延期になった時、地元に貢献したい思いに加えて、私が走ることによってコロナで困っている人たちや観光地として被害を受ける馬籠の人たちへのエールというか、希望になれたらいいなと。コロナがあってから暗い顔をしていた馬籠の人たちが、きょう応援してくださる時は私に向かってすごくいい笑顔を向けてくださったので、少しでも自分の考えた目標が達成できているのかなと思います。

聖火リレーには賛否両論があったけど、家族からは『やっぱり走って良かったね』と言ってもらえました。友達からもニュース見たよっていっぱい連絡が来て、SNSでも投稿してくれていたので、そういう思いが伝わってみんな元気になってくれているのかなと思いました」

走行前の島﨑さんのインタビュー 聖火ランナーとして馬籠宿に貢献「もっと知って」

思い出が詰まった中津川市・馬籠宿の坂を上った島﨑七海さん
思い出が詰まった中津川市・馬籠宿の坂を上った島﨑七海さん

オリンピック聖火と岐阜県の聖火ランナーのみなさん

第2区間 中津川市
第2区間 中津川市
第3区間 多治見市:パラリンピアンの田中照代選手(写真左)
第3区間 多治見市:パラリンピアンの田中照代選手(写真左)
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第4区間 八百津町
第4区間 八百津町
第5区間 郡上市:オリンピアンの籏修子さん(写真左)
第5区間 郡上市:オリンピアンの籏修子さん(写真左)
第6区間 高山市
第6区間 高山市

岐阜県2日目となる4月4日(日)は、下呂市、各務原市、関ケ原町、大垣市、羽島市、岐阜市を走ります。天下分け目の合戦の地である関ケ原古戦場や、岐阜城のお膝元を聖火ランナーのみなさんが駆け抜けます。

岐阜県1日目デイリーハイライト映像

東京2020オリンピック聖火リレー岐阜県1日目 デイリーハイライト映像
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