ONE -Our New Episode- 多様性の魅力にふれる冒険の旅「MAZEKOZEアイランドツアー」を開催 

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公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は2021年8月22日(日)、東京2020大会の文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル」の主催プログラムの一つ、「共生社会の実現に向けて」をテーマとした「ONE -Our New Episode- Presented by Japan Airlines」の「MAZEKOZEアイランドツアー」をオンラインで開催しました。

ジェンダー・年齢・国籍・障がいの有無など、様々な個性・特性のあるアーティストやエンターティナーが繰り出すアートや音楽、パフォーマンス。それらが繋がり交じり合う9つの島を巡りながら、共生社会の実現にむけた 「きっかけ」「出会い」「共鳴・共感」へと誘う物語です。

「まぜこぜ=多様性」のおもしろさや心地よさを感じられる、多様性や共生社会の魅力にふれる冒険の旅「MAZEKOZEアイランドツアー」。ぜひアーカイブ映像でお楽しみください。

まぜこぜ(多様性)のおもしろさや心地よさを実感できる、ワンダフルな冒険の旅「MAZEKOZEアイランドツアー」。世界のどこかにある9つの島に向け、期待をのせて、スペシャルジェットがついに飛び立ちました。客室乗務員のドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダが異空間に誘い、東ちづる演じる「おてんとうさま」と、まるで妖精のような2人のこびと(マメ山田、後藤仁美)が、神秘的で摩訶不思議な島々を訪れ、魅力を紹介していきます。

黄金の島(Golden Island)

ツアーのスタートは、毎日のようにお祭りが行われている豊かな文化をもつ「黄金の島」。ダウン症の書家・金澤翔子が、筆文字で歓迎の気持ちを表現。得意のダンスを踊り始めると、紅白の衣装に身を包んだ同性カップルのダンサーSanika&Minoriが現れ、息のあった舞踊を披露。祭りには欠かせない伝統的な楽器である太鼓や三味線がにぎやかに鳴り響き、祭りを盛り上げます(日本を代表する歌姫、平原綾香がサックスを担当)。

ケモノの島(Island of Beasts)

島全体が「宇宙」とつながる鎮守の森。神様の遣いと言われるケモノたちが暮らす「ケモノの島」では、色とりどりの花々も咲き乱れる深い森の中で、光陽師想真(自閉症のダンサー)が、日本では古くから祭りごとの際に舞われてきた「狐舞」を披露。江戸時代から続く伝統芸能にルーツを持つ、糸あやつり人形一糸座の人形たちも狐面をかぶり、舞い踊り、鍛錬された術で、さまざまなケモノたちに命をふきこんだ。続いて、障がい者と健常者が一緒に舞台づくりを実践している劇団「人の森ケチャップ」がカラフルでちょっと不思議な「アリス」の世界をパフォーマンスで表現。手作りの一糸座の人形、人の森ケチャップの衣装・小道具から、日本のモノづくりのあたたかさや丁寧さが感じられました。

異相の島(Island of the Different)

唯一無二の肉体で、奇跡的な美を生み出す「異相の女神」が存在する「異相の島」。先天的に障がいがあるダンサー森田かずよが、ゆがんだ身体を自在に操り、「G線上のアリア」を踊り、世界的なピアニストで作曲家の松永貴志が、ダンスに寄り添うような美しい不協和音を奏でます。森田の肉体にほれこんだ人形作家が2年半を費やし制作した人形「片脚で立つ森田かずよの肖像」との競演。

ムーサの島(Muses' Island)

ムーサとは、ギリシア神話に出てくる芸術の女神たちのこと。その名の通り、「ムーサの島」は、アートの島。レディ・ガガなどの著名人を撮影するほか、セクシュアルマイノリティのカミングアウトプロジェクトなど社会的活動にも取り組む写真家レスリー・キーが、パートナーのジョシュアと共に登場。自身の作品を紹介しながら、写真への想いを語ります。レスリー・キーの写真に込めたメッセージは「We are living together. We are also diverse」。また、障がいがある作家、絵本作家、イラストレーター、画家、デザイナーなど、さまざまなアーティストたちが自由な感性でライブペイント。言葉を超えたコミュニケーションの可能性を発信しました。

虹の島(Rainbow Island)

セクシュアリティやジェンダーの多様性をあらわすLGBTQコミュニティのシンボルカラーでもある、虹色で彩られた島。男の声と女の声の2つの声を使い分ける両声(リョウセイ)類でトランスジェンダー女性のシンガーソングライター悠以が、レインボーのドレスをまとって登場。「男とか女とか、どっちでもええやん!」「大事なのは、壁乗り越えること 人生を楽しむこと」という、メッセージソング「Docchi?!(どっち?)」を歌います。続いて、世界で唯一の寝たきり芸人、あそどっぐが、笑える写真集「あそどっぐの寝た集」を紹介。

超人の島(Island of Superhumans)

凡人の枠には収まらない、ラディカルな超人たちが住む「超人の島」。夜昼眠らぬ都市、地下25mの異空間で、ラッパーのGOMESSが、自閉症と診断されたときの衝撃を表現した代表作「人間失格」を披露。ダンサーのかんばらけんたが、車椅子を自在に操り、アクロバティックに舞い踊る。GOMESSの鋭いリリックと、エモーショナルなかんばらけんたのダンスが共鳴し、心にグッと突き刺さりました。

たたかひの島(Fight Island)

小人たちが住む「たたかひの島」では、日夜、小人プロレスが行われています。日本でたった2人となったこびとレスラーとして、風前の灯火を守り続けているのが、プリティ太田とミスターブッタマン。今回はこの2人が仲間割れをしたという設定で、プライドをかけ、死闘を展開。プリティ太田、ミスターブッタマン、野澤健、後藤仁美、DAICHAN、ちびもえこ、マメ山田という、7人のこびとパフォーマーが勢ぞろいし、最強のヒール「極悪同盟」のダンプ松本も参戦。リングアナをつとめるのは、声優業界の重鎮、あの三ツ矢雄二。ゲストコメンテーターとして、お笑い芸人の小島よしおも登場しました。

ちむぐくるの島(Island of Kindness)

ちむぐくる(肝心)とは「沖縄の言葉=うちなーぐち」で、心の優しさや豊かさをあらわす言葉。「ちむぐくるの島」では、全盲のシンガーソングライターの佐藤ひらりが、第75回ゴールデングローブ賞主題歌賞を受賞し、世界的大ヒットとなった「This is me」を歌う。日本とアフリカにルーツをもちJAFRICAN(ジャフリカン)というジャンルに捉われない音楽を展開するYANO BROTHERSらと共に、熱唱し、バブリーダンスで注目された大阪府立登美丘高等学校ダンス部がダンスで盛り上げました。

カタイロッケの島(Love Island)

深い愛に包まれ、多様な MAZEKOZE ファミリーが暮らしている「カタイロッケの島」。カタイロッケとは、日本の北部地方、とりわけ北海道の先住民族であるアイヌの言葉で仲がよいこと=「愛」。その愛をテーマに、平原綾香が、全盲のご夫婦と2人のお子さん、ゲイカップル、4人の子どものうち2人に異なる障がいがある6人家族など、さまざまな形の深い愛で結ばれた10組のファミリーに囲まれ、代表曲「Jupiter」を歌唱。義足ダンサーの大前光市が、逞しく、美しく、優しいダンスで、Jupiterの荘厳さを表現しました。

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ツアーの終着地は、再び黄金の島。サッシャの軽快なDJプレイ、自閉症のラッパーGOMESSのフリースタイルに続いて、聴こえてきたのは美空ひばりさんの名曲「お祭りマンボ」。平原綾香、ドリアン・ロロブリジーダらが歌い、祭りを盛り上げます。さらに、カラフルな衣装をまとったまぜこぜな総勢150名のオールキャストが、ダンス、手品、大道芸、チャンバラ、民族舞踊などなど、次々と個性的なパフォーマンスを披露。ラストは青空応援隊が登場し、「フレー!フレー!人類。フレー!フレー!ニンゲン」と、全世界に向けて応援メッセージを発信。壮大なフィナーレに。

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