梶原悠未選手 日本女子の強さを世界に証明 一緒に戦った母と「ゆっくり温泉に行きたいです」 メダリストインタビュー

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東京2020オリンピックの自転車競技トラック種目の女子オムニアムで、女子の自転車競技では史上初の表彰台となる銀メダルを獲得した梶原悠未選手が、一夜明けてインタビューに応じ、喜びを語りました。

観客の皆さんの応援が、背中を押してくれた

オリンピックの自転車競技(トラック)で、日本女子初のメダリストになったお気持ちは?

凄く嬉しいです。凄く楽しいオリンピックでした。

有観客での開催で、観客の皆さんの前で銀メダルを決めました。

本当にたくさんのお客さんが見に来てくださって、熱気で気温が上がるぐらいで、いい雰囲気の中、楽しんで走ることができました。また、レース中の苦しいときに、皆さんの応援の拍手が聞こえて、自分の背中を押してくれました。

銀メダルが取れた一番の要因は?

母と毎日、過酷なトレーニングを取り組んできたので、妥協なき日々が銀メダルに繋がったと思います。

落車でも冷静に

これはメダル行けるぞ、と思った瞬間は?

(第3レースの)エリミネーションで2位に入れて、暫定2位でポイントレースに挑むことになったので、ポイントレースの前に「絶対に金メダルを取ろう」と覚悟を決めました。

最終の第4種目のポイントレース終盤、残り9周で落車。ジャージも破れる中で、レースを続けました。どのように切り替えましたか。

1回、しっかり気持ちを落ち着かせて、頭をリセットしてレースに戻ろうと思いました。

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母に「銀メダルでごめん」と伝えたら、「おめでとう」と

金メダルが取れるように、お母さまと一緒に「ゴールドのネイル」をしていたと聞きました。

母がずっとレースを見守ってくれていたので、凄く心強かったです。ゴール後は、悔しさで、泣きながら母のところに行って、「銀メダルでごめん」って伝えたんですけど、母が「おめでとう」と言ってくれたので、嬉しかったです。

お母さまの存在を「太陽」のような存在とおっしゃっています。ともに過ごす中で、心に残っているエピソードがあれば、教えてください。

私が母に「ママもトップアスリートになってほしい」と伝えたら、「分かった」と言ってくれて、そのときから一緒に金メダルを目指してきました。母は全身全霊でサポートしてくれていたので、感謝してもしきれないです。

オリンピックが終わったので、お母さまとやりたいことがありますか?

まだ母には言っていないけど、一緒にゆっくり温泉旅行に行きたいです。

スピード感が魅力、戦術の奥深さが好き

自転車競技をメジャーにしたいとおっしゃっていました。この銀メダルは意味がありますね。

未来の選手になる子どもたちもたくさん見てくれていたと思うので、自転車競技の魅力であったり、日本の女子選手が世界に通用する種目だということを証明できたのかなと思います。

梶原選手にとっての自転車競技の面白さは?

オリンピック競技の中で最速の競技と言われるほど、スピード感が魅力だと思います。戦術の奥深さが好きです。一人ひとりの駆け引きがレース中に繰り広げられているので、戦術面にも注目してもらえたら、より一層楽しめると思います。

パリ2024大会に向けての思いを聞かせてください。

パリ2024オリンピックで金メダルを獲得できるように精一杯頑張っていきたいと思います。