選手村におけるコンドームの提供について

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コンドーム提供の趣旨

人類共通の克服すべき課題としてエイズをはじめとした性感染症に対する予防啓発は、今回の新型コロナウイルス感染症の流行以前から非常に大きな課題であり、未だ解決できていません。これらの感染症は、アスリートをはじめ若者の未来を奪うこともあり、深刻な差別や経済的困窮も伴います。

今から約30年以上前、国際オリンピック委員会(IOC)は、HIV/AIDS(ヒト免疫不全ウイルス・後天性免疫不全症候群)の世界的な感染拡大を受け、HIV/AIDS予防対策の啓発活動の一環として、ソウル1988大会からコンドームを配布し、以来、継続して取組を進めてきました。コンドームの提供は、IOCの医療ガイドなどにより、アスリートに対する健康教育プログラムとしても位置付けられており、2004年からは国連組織とも連携した取組となっています。

 HIV感染予防やその他の性感染症予防には、対策としてコンドームを正しく使用することが有効です。そのため、オリンピック・パラリンピックの場を通じて、各国において発信力があり、将来その国のリーダー層となっていくアスリートの皆さんに、性感染症予防の重要性や感染症対策としてのコンドームについて、目を向け理解をしてもらうとともに、母国に持ち帰って啓発にご協力いただくことを目的として提供をしています。