東京2020大会を前に、選手ら決意新たに 「READY STEADY TOKYO-陸上競技」

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東京2020テストイベント「READY STEADY TOKYO-陸上競技」(主催:東京2020組織委員会、(公財)日本陸上競技連盟)が2021年5月9日(日)オリンピックスタジアムで行われ、東京2020大会出場のポイントが付与される「WAコンチネンタルツアーゴールド」として男子11種目、女子6種目を含む、男女合わせて計33種目を実施。海外からの9選手を含む、350人が大会に挑みました。

男子100m ガトリン選手がV、多田選手は僅差の2位

男子100m予選では、2大会連続でのオリンピック出場を目指す桐生祥秀選手が、不正スタート(フライング)により失格。「やってはいけないミス。せっかくジャスティン・ガトリン選手や、ゾフリ選手と走れたのに、それもできなかった。本当は叫びたいぐらい悔しいです」と肩を落としました。

男子100m予選に臨む桐生祥秀選手(左)とケンブリッジ飛鳥選手
男子100m予選に臨む桐生祥秀選手(左)とケンブリッジ飛鳥選手

決勝はケンブリッジ飛鳥選手が棄権し、7人で行われ、予選トップ通過の多田修平選手が、一時はトップに立つも、終盤にジャスティン・ガトリン選手(アメリカ合衆国)に交わされ、0.02秒差の10秒26の2位に終わりました。

多田選手はレース後、「優勝を目指していたので0.02秒差で負けて悔しいが、自分の武器であるスタートはうまくいった。オリンピックスタジアムの雰囲気を味わい少し自信がついた」と話しました。すると、憧れのガトリン選手からは「すごいね、多田」と声をかけられ、「フィニッシュでも仕上がってきている。大会本番でも力を発揮すると思うし、日本の選手、世界の選手たちにとって脅威になると思う」とお墨付きをもらっていました。

男子100mⅤのジャスティン・ガトリン選手と2 位の多田修平選手
男子100mⅤのジャスティン・ガトリン選手と2 位の多田修平選手

男子3000m障害 三浦選手が18年ぶりの日本記録更新

男子3000m障害では三浦龍司選手が、8分17秒46の日本新記録を樹立し、東京2020大会の参加標準記録8分22秒00を突破。残り1000mでギアを切り替え、18年ぶりとなる日本記録更新の快挙を成し遂げました。「参加標準記録の突破は狙っていましたが、日本記録はビックリというか素直に嬉しいです。母の日に良いプレゼントになりました」。なお、来月行われる日本選手権で3位以内に入れば、東京2020大会へ出場が内定します。

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男子3000m障害で日本新記録を樹立した三浦龍司選手
男子3000m障害で日本新記録を樹立した三浦龍司選手

女子1500mV 田中選手「東京2020大会に向けて会場の雰囲気を知れた」

女子1500mでは日本記録保持者の田中希実選手が、レース中盤で左膝に他の選手のスパイクがあたるハプニングがあるも、ラストスパートをかけて、後続との差を広げ4分9秒10でフィニッシュ。「オリンピック当日に合わせて、ホテルでも準備をしたが不安が少し残ったまま試合に臨んでしまい、満足いく結果が残せなかった。まだ決死の覚悟が生まれていないので、もう一つ壁を破って日本記録で走るような気持ちを作っていきたい」。

先日、10000mでの東京2020大会に出場が内定した廣中璃梨佳選手は、女子5000m に出場し4位。「やっとスタートラインに立てたばかり、全然満足していない。世界で戦うためにここからやっていきたい」と、決意を新たにしました。

女子1500mトップでフィニッシュした田中希実選手
女子1500mトップでフィニッシュした田中希実選手

男子走高跳 戸邉選手「世界王者」と同じ記録、「安定して飛べている」

男子走高跳では日本記録保持者の戸邉直人選手が、2m30で2019年の世界選手権王者、ムタス・エッサ・バルシム選手(カタール)と両者優勝で終えました。自己ベストの2m35には及ばなかったものの、「良い予行演習になった」と手ごたえを口にし、「今は安定して跳べているので、自己ベストを出し、東京2020大会では2m40を跳んで金メダルを取りたい」と力強く語りました。

READY STEADY TOKYOー陸上競技 ハイライト
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