IOC・IPC・東京2020組織委員会・東京都・国による共同ステートメント

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東京2020オリンピック開幕まであと86日、東京2020パラリンピック開幕まであと118日となりました。国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)、東京2020組織委員会、東京都、国の五者は、本日(4月28日)、リモートによる協議を行い、アスリートを含む全ての参加者と、大会をホストする日本の国民双方にとって、安全最優先で大会を開催するため、コロナ対策に万全を期すべく、次のとおり合意に達しました。

プレイブック(ルールブック)に盛り込まれたコロナ対策

今年2月に公表したプレイブック(ルールブック)に盛り込まれたコロナ対策については、その後更なる検討を重ねるとともに、新たな変異株の出現といった感染状況の変化に対応するため、大幅に更新を行い、安全で安心な大会の開催実現のため、海外からの全ての大会関係者が日本滞在中に遵守すべきルールを具体化・精緻化を行いました。第二版における特に重要な合意事項は、以下のとおりです。

  • 全ての大会関係者に、出発前に2回の検査を実施する。
  • アスリートとアスリートに同行するチーム役員は原則として毎日検査を実施。検査日時は、競技種目や大会スケジュールに応じて設定。
  • アスリート以外の全ての大会関係者も最初の3日間は毎日検査を実施。その後は、各自の業務上の役割の性質やアスリートとの接触に応じて、滞在期間中定期的に検査。
  • 原則として、滞在中は本邦活動計画書に記載した活動に限定。国内在住者や既に日本に14日以上滞在している各人との1メートル以内での接触を最小限に。
  • 原則として、移動の際は大会専用車両のみで、公共交通機関を使用してはいけない。
  • 原則として、食事は、新型コロナウイルス対策が実施されている場所(大会会場におけるケータリング施設、宿泊先内レストラン、自室内でのルームサービスやデリバリー)に限定。
  • 濃厚接触とは、陽性者とマスクを着用せずに1メートル以内で長時間(15分以上)接触した場合を指し、この定義は特に、閉鎖された空間で起きた場合に適用され、保健当局によって判断される。

プレイブックは、コロナの状況が変化する中で知見を得ながら科学的に内容の更新を行ってきたものです。マスク着用、フィジカルディタンスなど広く一般に浸透している衛生対策に加え、コロナ禍においても世界中で安全に開催されてきた数多くのスポーツイベントの経験が盛り込まれています。また、プレイブックは、IOC、IPC、東京2020組織委員会、東京都、日本国政府、WHO、並びに専門家らで構成されるオールパートナーズタスクフォースで重ねられてきた議論も踏まえて作成されています。第三版は、その時点のコロナに関する最新の科学的視点も取り入れ、6月に発行を予定しています。

観客上限について

観客上限については、海外からの観戦を認めないとの大きな事情変更がある中で、変異株による国内感染の状況も踏まえ、観客数に係る判断は6月に国内のスポーツイベント等における上限規制に準じることを基本に行うことに合意しました。なお、IOC、IPC、東京2020組織委員会は、更なる大会関係者の削減に引き続き努めます。

これらの遵守により、アスリート、大会関係者、観客、そして東京、日本の人々の安全と安心が確保されることになることを確信しています。