バスケットボール競技の組み合わせ発表 日本は男子が世界2位スペイン、女子が世界1位アメリカと同組

東京2020オリンピックのバスケットボール競技の組み合わせ抽選会が2021年2月2日 (火)に行われ、組み合わせが決定しました。

男子日本代表(FIBAランキング41位)は、2019年FIBAワールドカップを制したスペイン(同2位)をはじめ、アルゼンチン(同4位)、FIBA男子オリンピック世界最終予選(OQT)から勝ち上がる1チームと同じ、グループCに入りました。

一方、女子日本代表(同10位)は、前回のリオデジャネイロ2016オリンピックの覇者であるアメリカ(同1位)、フランス(同5位)、ナイジェリア(同14位)と同じグループBに入りました。

バスケットボール競技は男女各12カ国が参加して、2021年7月25日(日)~8月8日(日)まで、さいたまスーパーアリーナで行われます。すでに、男子はナイジェリア、アルゼンチン、アメリカ、イラン、日本、フランス、スペイン、オーストラリアの8カ国、女子はナイジェリア、カナダ、プエルトリコ、アメリカ、中国、日本、韓国、ベルギー、フランス、セルビア、スペイン、オーストラリア全12カ国の出場が内定しています。

さすがにオリンピック、顔ぶれに身の引き締まる思い

公益財団法人日本バスケットボール協会 三屋裕子会長

本日、オリンピックのグループ分けドロー(抽選会)が行われました。出場各国の顔ぶれを見ても、さすがにオリンピックは世界の強豪国12チームが参加する最高峰の大会だと改めて身の引き締まる思いです。

興奮と緊張のなかで見守ったドローの結果は、男子は先のワールドカップのファイナリスト2チームと同組、女子はアメリカやフランスと同組と、ともに気の抜けない、特に厳しいグループに入ったという感想です。

選手たちはオリンピックが開催されることを信じて、日々努力を続けています。今日のドローの結果を受けて、さらにもう一段、ギアが上がることと思いますが、これからも選手たちへのご支援・ご声援をよろしくお願いします。

日本男子バスケットボールの歴史を変えたい

男子日本代表 フリオ・ラマスヘッドコーチ

ドローを終え、先のワールドカップのファイナリスト2チーム(スペイン、アルゼンチン)と対戦することも決まり、気持ちが高ぶっています。もう一つの相手は今後の最終予選次第ですが、いずれにしても、それらの強豪国に対して恐れるのではなく、いま我々ができるベストの挑戦をして、我々にとって最高の結果を得たいと思っています。

目標は「1勝」を勝ち取ること。オリンピックで運よく勝てるということはなく、特に日本の現状においては、パーフェクトな試合をしなければ勝利は得られません。1日1日の挑戦を積み重ね、勝つための周到な準備をして大会に臨めるようにしていきたいと思います。自分たちの手で、日本男子バスケットボールの歴史を変えたいです。

余談ですが、母国・アルゼンチンと同組になったことは、ちょっと妙な気分ですね。できれば、同組ではやりたくなかったです(笑)。

篠山竜青選手

オリンピックはどこと対戦しても格上ばかりになるのはわかっていたことですが、ワールドカップのアメリカに続いて、ヨーロッパの強豪スペインや南米の強豪アルゼンチンと対戦できるのは、日本にとってはとても幸運で、チャレンジしがいのある組み合わせだと感じています。

まずは初戦からしっかりチャレンジできるよう準備をしていきたいです。特にアルゼンチンはラマスヘッドコーチの母国。何かご縁を感じます。いいプレーを見せて、日本の未来に繋がる大会にしたいです。

日本のために「アメリカを決勝で破って金メダル」

女子日本代表 トム・ホーバスヘッドコーチ

非常に厳しいグループに入ったという感想ですが、対戦国が具体的に決まったことで、これまでは漠然とした準備しかしてこられませんでしたが、今日から、対戦相手に応じた具体的な準備に入れるという点では、よかったと思っています。勝ち上がることが難しい一方で、このグループを勝ち上がることで、リオオリンピックのときのように、準々決勝でアメリカと対戦するというようなことを避けられるメリットもあります。

いま、女子代表では渡嘉敷(来夢)選手や本橋(菜子)選手がケガをしてチームから離れています。オリンピック本番に間に合うかどうかもわからない状況ですが、その他の選手がそれぞれにレベルアップし、チームとしてそれをカバーしていくしかありません。ある意味でバスケットボールにはケガがつきものなので、前を向いて進んでいきたいと思います。

今回の女子の目標は金メダル。日本は私にバスケットボールを通じて多くのチャンスを与えてくれました。私の夢は「アメリカを決勝で破って金メダル」です。日本のために、日本チームの一員として、その夢に挑戦します。

髙田真希選手

グループや対戦相手も決まり、より気合いが入りました。どこが相手でも日本のバスケットボールをやり遂げる事に変わりはありません。今は集まって合宿をする事が難しいですが、個々が置かれた状況の中でしっかりステップアップしていき、集まれた時に更に良い形となれるよう日々成長していきます。

個人的には、予選でアメリカと戦える事に興奮しています。