オリンピック・パラリンピックの金メダリストと小学生がオンラインで交流

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6カ国の多言語放送で行う運動会

2021年3月10日(水)、シドニー2000オリンピック女子マラソンの金メダリスト高橋尚子さん、パラリンピック6大会に出場し、金メダル5個を含む21個のメダルを獲得した河合純一さんと横浜市立南吉田小学校の児童によるオンラインで交流するイベントを行いました。

このイベントでは主に、児童たちが自ら考えたコロナ禍の運動会の取り組みを発表し、アスリートからはその感想や競技について話す時間となりました。

南吉田小学校は、現在19の国や地域の児童たちが共に学んでいる小学校です。毎年、運動会は6カ国の多言語放送(日本語・中国語・英語・韓国語・タガログ語・タイ語)で開催するなど、先進的な取り組みを行っています。

コロナ禍でも、できることを120%楽しむ競技をつくる

チェッコリダンスをおどる南吉田小学校の児童
チェッコリダンスをおどる南吉田小学校の児童

昨年行われた運動会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、いつもと違う形になりしました。テーマは「3合」。コロナ禍でも「助け合い、支え合い、たたえ合い」の3つの「合」を大切に、先生方がサポートしながら、児童たち自らが考えた運動会となりました。

玉入れ:これまでは1つのかごにみんなで投げ入れていましたが、かごを2つにして手袋とマスクをして密にならないようにし、チェッコリダンスをおどりながら安全に玉入れをしました。

ものはこびリレー:段ボールをうすい板の上に乗せて、「せーの」と声をかけたり、「ゆっくり走るよ」と声をかけたりして、スペースを保ちながら協力して運びました。

 画面越しの高橋さんと河合さんに向けて、その運動会について発表した児童は、「みんなが楽しむことを形にしていくのは時間がかかり、とても難しかったのですが、最終的に本当に楽しい競技ができました。コロナの中で限られた運動会でしたが、僕たちは120%楽しむことができました」と、笑顔を見せていました。

どうしたら速く走れるか・泳げるか?

高橋尚子さん、河合純一さんに質問する児童
高橋尚子さん、河合純一さんに質問する児童

発表を終えた児童からは、「どうしたら速く走れるか・泳げるか」といった質問がありました。

河合さんは、「水泳というのは、手を速くかいたり、足を強くけった方が速く進むとみんな思っていますが、水中は空気中よりも80倍の抵抗があります。抵抗の少ない姿勢で泳ぎ、うく力をできる限り得るようにします。」と速く泳ぐための方法を教えてくれました。

高橋さんは、「実は小学校の時、私はマラソンがそんなに速いわけじゃなかったんです。速くなりたいな、強くなりたいなという想いを持つことが一番大切です。」と答え、さらに(1)目線を下げること、(2)うでをしっかり振ること、(3)目標を近くにもつこと、とアドバイスしました。

参加した児童からは、 「とても勉強になりました。実際に河合選手に教えていただいたことを記録会でやってみたら、自己ベストがでました。とても嬉しかったです。(6年生)」、「たくさんクイズをしたり、お話を聞いたりして、楽しかったです。いろいろな種目があることを知りました。(1年生)」といった感想がよせられました。

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