第93回 カナダのパラ選手に日本から贈り物(マセソン美季さんコラム『自分を信じて』より)

2020年9月2日

提供:朝日小学生新聞

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、スポーツ施設などが閉鎖されていましたが、カナダでは、徐々に施設での練習ができるようになってきました。

カナダの車いすラグビーチームは、開催が延期された東京パラリンピック競技大会への出場を決めています。まだ代表選手が同じ場所に集まって合宿をすることはできませんが、車で移動できる距離にいる仲間たちが、久しぶりに集まって練習をしているところに、すてきなサプライズがありました。感染症対策に役立ててほしいと、青森県三沢市や周辺地域の小学生、障がいのある人たちが手作りしたマスクおよそ350枚が、カナダ車いすラグビー連盟に贈られたのです。

三沢市は、このチームの事前合宿地となっていて、選手たちは2018年10月から去年までの間に3回現地を訪れ、地元の人たちとの交流を深めてきました。

選手たちは、「とてもうれしい。海外で応援してくれるみんなの思いがパワーになる」と感謝の気持ちを伝えました。製作に関わった小学生の中には、選手たちと再会できますようにという願いをこめて、刺繍をした子もいるそうです。直接会えなくても、心をこめた手作りの品が国境を越え、思いを運んだ例です。