パキスタンの空手家サーディ・アバスは、オリンピックへの夢をあきらめかけていた。しかし、東京オリンピックで空手が正式種目となることを知った彼は、怪我や資金不足をも顧みず、すぐさまトレーニングを再開した。現在彼は、ソウル1988で銅メダルを獲得したフセイン・シャーのように、同じカラチ地区出身の選手として東京オリンピック出場を目指している。