スタッド・ド・ニースは、フランス南岸の地中海に面した近代的なスタジアム。2013年に、老朽化したスタッド・ド・レイの後を継ぐ形で建設され、サッカークラブチーム、オランピック・ジムナスト・クルブ(OGC)ニースの本拠地となった。10,000平方メートル以上の広さを持つこの新しいスタジアムには、壮大な建築様式が施されている。また、環境に配慮するため、屋上に7.000平方メートルの太陽光発電パネルを設置し、雨水を再利用するシステムを導入している。
コート・ダジュール地域の中心にあるスタッド・ド・ニースでは、モジュラー式の多目的施設として、文化イベントやスポーツイベントが開催されている。OGCニースのフランス国内や欧州における試合に加え、ユーロ2016(UEFA欧州選手権)や、フランスナショナルサッカーチームの試合など、多くのハイレベルな試合が開催されている。
スタッド・ド・ニースの広々とした敷地内には、国立スポーツ博物館があり、年間70,000人の観光客が訪れている。
レガシー
パリ2024閉幕後、スタッド・ド・ニースでは、引き続き、OGCニースの本拠地としてホーム試合が開催される。また、年間を通して、文化イベントも開催される。
会場情報
所在地:アルプ=マリティーム県ニース
パリからの距離:飛行機で1時間10分
近隣の競技会場:スタッド・ヴェロドローム、マルセイユ・マリーナ
周辺観光名所:プロムナード・デ・ザングレ、ニース城跡、国立マークシャガール美術館、コート・ダジュール
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