フランスの首都パリの中心にあるパリ市庁舎と、庁舎前の正方形の広場は、パリ2024オリンピックの会場となる。有名なセーヌ川のそばのこの歴史的な場所で、オリンピックの最も伝統的な長距離レース、マラソンがスタートする。
パリ市庁舎の印象的な正面装飾、ファサードは、横143mに広がり、高さは18.8mにもなる(鐘楼を入れると50m)。ネオルネッサンス建築である現在のパリ市庁舎は、1871年にパリ・コミューンによって全焼した旧庁舎があった同じ場所に、建築家、テオドール・バリューとエドゥアール・デペルトによって設計された。1357年以来、パリの行政機関が使用している。
市庁舎の前の正方形の広場は、かつてはグレーヴ広場と呼ばれていたが、現在はパリ市庁舎広場として知られ、展示会や文化アトラクションで人気の場所となっている。2024年夏、華麗なるパリ市庁舎を背景に、アスリートが42.195 kmのマラソンに挑む。
レガシー
マラソンのスタートエリアの仮設施設は、パリ2024閉幕後、完全に撤去される。
会場情報
所在地:パリ県パリ
オリンピック・パラリンピック選手村からの距離:7 km
近隣の競技会場:ベルシー・アリーナ、コンコルド広場、アンヴァリッド
周辺観光名所:マレ地区、ノートルダム大聖堂、シテ島、ルーヴル美術館