Hero background

フランス政府による管理:パリ2024の徹底した体制

パリ2024大会組織委員会は、民間セクターの側面を持つと同時に、公共機関に対して責任を負う組織である。倫理的行動や思考は、資金調達や人事など、運営上の根幹をなしており、パリ2024が目指す模範的な競技大会として、その精神の中核をなすものである。事実上、パリ2024の資金の全ては、民間資金を原資としているが、その運用は多くの公共機関によって精査される。

パリ2024理事会の公共セクター代表

中央政府と競技大会が開催される地域の行政機関は、パリ2024理事会に代表者を派遣しており、意思決定プロセスに対する発言の機会を有する。イル・ド・フランス地域圏議会、セーヌ・サン・ドニ県議会、パリ市議会、メトロポール・デュ・グラン・パリの代表が理事会のメンバーとして名を連ねる。中央政府からは、スポーツ省、障がい者省、公会計省の代表が出向している。

専門部会の設置

模範となる競技大会を実現するため、パリ2024は、法令遵守を監視する責任を担った会計・内部統制・法令遵守部会を設置した。この専門部会の役割は、経済財務監視機関、監査委員会、倫理委員会、報酬委員会、公共生活の透明性のための高等機関などのさまざまな管理機関によりパリ2024を監督することにある。

政府がその責任を担う一方、パリ2024は定期的に計画の進捗状況や財務状況について報告する義務を負う。この部会によって、パリ2024からの報告の透明性と真実性が検証される。

私たち専門部会の役割は、法令と規定を順守しているかを確認することです。私たちは、職員に研修や助言、内部告発制度を提供し、外部機関が求める情報を開示することで、組織内の重要な役割を果たします。
ブランディン・ソルベ部会長

専門部会は、オリンピック・パラリンピック競技大会代表委員会(DIJOP)をはじめ、さまざまな公共機関に定期的に報告書を提出する。DIJOPは首相直属の組織であり、競技大会の準備を支援し、政府の方針と一貫するよう監督する責務を負う。DIJOPはまた、パリ2024の活動を監督するため、政府に代わってパリ2024の理事会に席を置く。