透明性と法令遵守は、極めて重要な原則であり、パリ2024大会組織委員会の行動規範となるものである。このことから、大会組織委員会は、監査、倫理、報酬の3つの委員会を設置した。これらの委員会は、組織委員会の外部から選任されたメンバーで構成されており、パリ2024倫理規定の原則が順守されるよう監視している。
パリ2024は、監査委員会メンバーのもつ経験や妥協のない高い基準、中立的な観点に基づく勧告を受け入れ、パリがオリンピック・パラリンピック競技大会の開催地に立候補した際の公約を果たす。
定例専門家会議
パリ2024が公約の観点から適切に運営されているかを吟味し、必要に応じて勧告を行って、予算案の妥当性と会計管理の適切性を監督する役割を担う。たとえば、決算報告書や年度予算案が理事会に提出される前には、それらの検証を行っている。
監査委員会では、毎月会議が開かれ、パリ2024のリスク管理や財務、会計処理法に関する問題について議論される。また、国際オリンピック委員会(IOC)と開催都市契約を締結した際に表明した公約が履行されるよう監督を行う。
監査委員会メンバー
監査委員会は、さまざまな経験と経歴をもった専門家で構成されている。それらは、スポーツ界、政府機関、企業などのさまざまなセクターから偏りなく集められ、監査委員会で議論される課題に有意義な提案を行う。監査委員には、パリ2024エコシステムに関わるステークホルダーにより選任されたメンバーが名を連ねている。
委員長:
・ジャック・ランバート(元知事、ユーロ2016運営委員会前会長、1998年サッカーワールドカップ・フランス組織委員会前理事)
フランス国立オリンピック・スポーツ委員会(CNOSF)選任メンバー:
・ミシェル・カロ(CNOSF財務責任者)
中央政府選任メンバー:
・ジャン・マルク・オレロン(経済財務省予算局次長)
パリ市議会選任メンバー:
・クリスチャン・ドゥ・ヴォルシエ(パリ市内部会計・財務管理調整官)
パリ2024大会組織委員会会長推薦・理事会承認メンバー:
・キャサリン・スュウール(週刊誌「テレラマ」会長・監査委員会委員長)
・フランソワ・モリニエール(「グルプ・バヤール」監査委員会メンバー、スポーツ新聞「レキップ」元最高経営責任者)
・ジェレミー・ペレ(「エクスパティーズ・フランス)最高経営責任者)
・イヴ・ウェールリ(弁護士)
・パトリシア・ラングラン(IT企業「グルプ・ステリア」執行副社長)