ステージ

ヴァンデ

ステージ 24

Le Bocage, paysage typique du territoire vendéen
写真: Alexandre Lamoureux

オリンピック聖火リレーのルート

パサージュ・デュ・ゴワ
フォントネー・ル・コント
モンテギュ・ヴァンデ
ピュイ・デュ・フー
ラ・ロッシュ・シュル・ヨン
ダルセイ岬
レ・サーブル・ドロンヌ

ステージ概要

ヴァンデは、スポーツの中心地として知られる。ヨットのヴァンデ・グローブ、自転車ロードレースのツール・ド・フランスのスタート地点、サッカーのモンテギュー国際大会などが開催され、アウトドアスポーツとアドベンチャースポーツの選手やファンはここを我が家のように感じるだろう。オリンピック聖火は、この日、これらすべての競技会場を訪れることになる。聖火は、ノワールミュティエ島とヴァンデ海岸を結ぶ潮の道であるパサージュ・デュ・ゴワから旅を始める。そこから、フォントネー・ル・コントに向かい、そのルネッサンス様式の建物のファサード(外装)を照らした後、中世初期から15世紀にかけて王家の町となったモンテギュ・ヴァンデに進む。この後、毎年200万人以上の観光客を迎え入れるテーマパーク、ピュイ・デュ・フーがこの日のルートのハイライトのひとつとなり、パーク内では3kmのリレーが行われる。そして聖火は、ナポレオンによって設立されたラ・ロッシュ・シュル・ヨンと、自然が保護されおり渡り鳥の住処でもある岬、ポワント・ダルセイに向かい、レ・サーブル・ドロンヌでこの日の旅を終える。

レ・サーブル・ドロンヌでの祝賀

レ・サーブル・ドロンヌの上空からの眺め

写真: Alexandre Lamoureux

レ・サーブル・ドロンヌは、この日、聖火を祝う祝典が開催されること誇りにしていることだろう。この町は、自然環境保護への取り組みにより、2021年に「世界で最も美しい湾」のひとつとして認証を受けている。また、著名なヨットレース、ヴァンデ・グローブの開催や、人々の健康向上に貢献する80のクラブなどを活気あるスポーツ活動を実践する町である。オリンピック聖火は、ラ・ルデリエール・スポーツパークから旅を始め、商店やビジネスで賑わう市街に向かう。その後、長い海岸を抜けてヨットに乗って進む。世界中から5万種類以上の貝殻を収集したシェル博物館を訪れ、市内を巡った後、聖火はヴァンデ・グローブ広場に向かう。ここでは、この日の祝典が行われ聖火台が点灯される。