オリンピック聖火リレーのルート
ステージ概要
フランス本土から15,700km以上離れた太平洋の中心に位置するフランス領ポリネシアを構成する5つの諸島は、豊かな自然の宝庫である。オリンピック聖火の旅は、チョープーのサーフスポット、タイアラプ・トオア・オ・テ・ラから始まる。ここは、パリ2024サーフィン競技の会場となる。ここから北西に進み、テヴァ・アイ・ウタとパパラのコミューンからなるテ・ポウ・オ・テヴァに向かう。
その後、聖火は東に進みタイアラプ・ヒティア・オ・テ・ラでは息をのむような風景と美しい砂浜に出会うだろう。そして、ナー・マノ・エ・ピティでパイアとプナウイアのコミューンを通過する。さらに北にあるヒティア・オ・テ・ラ、パペヌーに向かう。ここは、黒い砂浜、サーフスポット、そして野生の谷があることで知られている。また、聖火は有名なポイント・ヴィーナスとアルエのコミューンで知られるマヒナ地域のウラ・ヌイ・イ・テ・ラ・イ・アテアを訪れる。この地域は、ポリネシアの歴史の中で有名な1789年のバウンティ号の反乱の舞台となった。タヒチ博物館のあるプナウイアも巡った聖火は、この日の旅の終わりにピレエから島の首都であるパペーテへと向かう。
パペーテでの祝賀
パペーテはフランス領ポリネシアの経済と行政の中心地である。フランス領ポリネシアの人口の約50%が住むこの都市にはスポーツ施設が充実している。この豊富なスポーツ施設を活用するために、地元政府は住民が習慣的に運動するよう推進計画を進めている。
この日の旅の祝賀はタヒチの首都パペーテで行われる。ピラエにある家族が憩う公園、パルク・アオライ・ティニ・ハウからこの町での聖火リレーが出発する。聖火は、海辺のプレイス・ヴァイエテを訪れた後、海岸の端に位置する4ヘクタールの緑地、パオファイ・ガーデンに向かう。その後、1960年代後半に開場した収容人数1,500人の複合スポーツ施設であるウィリー・バンブリッジ・スタジアムを訪れる。そして最後に聖火はプレイス・ド・トアタに到着する。この広場では普段からポリネシアにおける多くのスポーツと文化イベントが開催されているが、この日の旅の終わりにはその祝典の会場として利用される。何千人ものポリネシア人が、聖火リレーの終わりに聖火台が点灯される瞬間を見守ることだろう。
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