オリンピック聖火リレーのルート
ステージ概要
フランス革命記念日(7月14日)にパリ市内へ熱気を運び込んだオリンピック聖火は、パリの魅力をさらに強調し伝えるため、もう1日、この「光の都」を駆け巡る。前日パリの中心地区を訪れた聖火は、2日目の7月15日にはパリの周辺地区へ向かい、パリの記念碑や歴史的名所をさらに照らし出すルートをたどる。オリンピック聖火は、フランス・国立スポーツ体育研究所(INSEP)から旅を始める。ここは1975年以来、アスリートが利用するトレーニング施設や合宿所となっている。
その後、聖火はモンマルトルの丘の頂上にそびえ立つ象徴的な建物であるサクレ・クール寺院に向かう。次に、聖火はエトワール凱旋門とトロカデロ広場を訪れた後、ダンフェール・ロシュロー広場に向かい、ビュット・ショーモン公園でひと息つく。そして最後に、レピュブリック広場に到着する。
パリでの祝賀
フランスの首都での2日目は、3区、10区、11区が交差するレピュブリック広場で締めくくられる。有名なこの広場には主要な通りが接続され、市民が集う人気の場所となっている。この広場は、フランス第二帝政下で、バロン・オスマンが行ったパリの改造計画により、長方形に拡張され交通網の基点となった。
広場に置かれる15.5mの高さのマリアンヌ像は、彫刻家レオポルド・モリスによって製作されたフランス共和国の象徴となっている。広場は近年、数回の改装によってスポーツ施設が設置され、スケートボードの楽園となっている。この日の終わりに広場では、オリンピックの価値を祝う大勢の観衆がオリンピック聖火の旅の終わりを見守り、聖火台の点火とコンサートが開催される。
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